金曜日, 7月 21, 2006

このひと月あまりを駆け足でpart1

あわわわ。一体いつが最後の日記だったのでしょう。6月23日の前橋でのリサイタルのご報告もしないまま、な~んとひと月近くが経ってしまいました。面目ありません!

6月23日は前橋市文化会館にて、河合楽器製作所主催「カワイコンサート」リサイタルでした。モーツァルト、シューマン、ドビュッシー、ラヴェル、ショパン、ファリャというよく知られた名曲を中心としたプログラムで、久しぶりの群馬での公演でした。600名ほどが定員のホールは満員!(市外からお車でいらっしゃったのに駐車場がいっぱいで駐車できず、やむなくお帰りになられた方もいらっしゃったそうで・・・申し訳ありませんでした)、いらしてくださった皆さま本当にありがとうございました!

7月1日は渋谷のエレクトーンシティにて開催された、作曲家・宇都宮正人さんの個展演奏会に出演し、ピアノソナタ「七夕星」の演奏と、素敵な歌曲の数々の伴奏をさせていただきました。宇都宮さんは、ウィーンの批評家をして「日本のシューベルト」といわせた、素晴らしい歌の世界を持つ作曲家。個人的には、俳句に曲をつけられた作品が特に好きでした。またぜひ、演奏会をしていただきたいです。

さてこの1日から、我が家にはスペインからの客人が2人、17日まで滞在していました。スケジュールの合い間を縫い、なんとか日光には連れて行くことができたのですが、あいにくの雨!・・・でも雨に煙る日光も、それはそれで神秘的でした。


1日目は日光山内、東照宮・輪王寺・二荒山神社などを見学。子供のころに2回は行ったはずですが、ほとんど記憶なし。おかげで(?)新鮮な気持ちでまわることができました。
2日目は雨があがったので、裏見の滝へ。(「華厳の滝」はあの“いろは坂”がこわくて断念。修学旅行で酔いまくり、歩けなくなって1人バスで待機していたという悪夢が・・)日光三名瀑のひとつだそうですがここは穴場なのか、他にはほとんど人がいず、緑のなか、水音を聴きながら少しずつのぼっていくのはとても気持ちがよかったです。滝が目の前に現れたときの感激!・・・自然の前では言葉もなくなりますね。この日はもうこれだけで、ゆっくり昼食をとって東京へ戻りました。
温泉にも浸かれたし、私にとってもいいリフレッシュになりました。(photos by José Antonio)