火曜日, 6月 06, 2006

温泉三昧


杜の都・仙台に行ってきました。東京はあまりぱっとしない天気が続いていましたが、仙台は抜けるような青い空が広がり、緑が映えてとても気持ちがよかったです。

その日は作並温泉、元湯となっている老舗旅館で一泊。夕食前、就寝前、そして早朝とお風呂に入ったのですが、なんとどのときも私ひとり!とくに朝6時ごろ行った、せせらぎのわきにある露天風呂を独占していた時間は幸せでした。この岩風呂へは、木でできた階段を90段下がっていくのですが、この木の香りがまたいいのですね。澄んだ空気のなか、鳥の声と川の水音を聴きながらお湯に浸かり、感動のあまりついつい独り言。時間が経ってもなかなか離れがたく、やっとあがったときにはちょっとのぼせてしまっていたようです。上へ戻る階段の途中で水を飲み、温泉の由来など読みながら一休み。
朝食がまた美味しくて・・・朝から名物の牛肉もふくめてお皿いっぱいの和食のあと、焼きたてパンとケーキまでしっかりいただきました。これには同席の方々もびっくり。(でも、私は朝からステーキだって大丈夫なんです~)8時過ぎに旅館を出発、9時半前の仙台発新幹線で東京に戻りました。

「はやて」で仙台を出たら、次はもう大宮。ちょっと寝てしまうとあっという間に東京に到着します。近づくにつれ、あんなに青かった空は白っぽい灰色に・・・視界から緑も消えて、街はモノトーンとなりました。「あぁ・・・また戻ってしまったなぁ」と思いながら、上野で降りるためドア付近に立っていると・・・隣のグリーン車からあの“ハマコー”さんが眠そうに歩いてきて「なんだ、まだ着いてないじゃないか」。テレビでよく拝見していたためまるで知っているような感覚になっていたのと(私の1m先に立っていらっしゃいました)、ご本人があまりに人懐こい雰囲気をされていたので、「あっハマコーさん、おはようございます」と普通に話しかけそうになりましたが、周りの皆さんもあえて知らぬ素振りをしているし、そこは私もならってそのまま下車・・・

経由した池袋で偶然見つけたA.デ・ラローチャのモーツァルト:ピアノソナタ全曲CDセットを購入し、お昼を食べてから帰宅しました。
(写真は、作並の駅ホーム。無人駅でした。いろいろな鳥の声が素晴らしい音楽を奏でていました。)

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