金曜日, 11月 17, 2006

東京観光2

この日はまず東京都庁庁舎へ。ミゲル君は富士山が見たいと言っていたのですが、東京タワーに行ったのは夜でそれはかなわなかったため、タダで展望室が開放されている都庁に行ってみよう!ということになりました。都庁に入ったのは実は私も初めて。ずいぶんキレイでサービス満点といった感じですね。

それにしても昼間に見渡すと、やはり東京は大きい!ここにどれだけの人がいるのか、そしてそれぞれに様々な人生があって・・・“世界”の容量ってどのくらいあるのかしら、とくらくらしました。さて肝心の富士山、らしき影は見えたようですが、遠くの山々は青くてあまり遠近感がない感じで重なっていました。

さてもう3時近くなっていたので、「日本庭園なんかどう?」と提案。疲れが出ていたミゲル君「一番近い庭園がいい」というので、都庁前から大江戸線ですぐ、飯田橋駅近くの小石川後楽園にしてみました。水戸徳川家の江戸上屋敷内の庭園(中国趣味を取り入れた回遊式築山泉水庭園)、国指定特別史跡・特別名勝で、都会の真ん中にありながらかなり広いんです。まだほとんど紅葉は始まっていず、緑と土の色に心が落ち着きます。
子供のころ山が遊び場だった私にとって、今の東京生活に足りないのは土を踏む感触と、木々のざわめきや草花のにおい。やわらかい午後の陽に水面がきらめき、鳥の声を聴きながら・・・隅々までゆっくり歩きました。連れて行ったお客さんより私のほうが楽しんでしまったかも。(photo:Miguel Sierra)

庭園散策のあとは東京ドームの横をとおって、後楽園駅へ。早めの帰宅となりました。

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