帰りは、ま だそんなに遅い時間ではなかったので、駅から家まで歩きました。夜になるともう、うすいカーディガンをはおっただけでは肌寒いころになりましたね。今年 は、秋の訪れが少々早いような気がします。去年の9月中旬に奏楽堂で行ったリサイタルの日などは真夏の蒸し暑さで、上野公園内をホールまで歩く間に20箇 所くらい蚊に刺されて、両足が赤い水玉模様になってしまったのに・・。秋は大好きな季節、でも、青空が見えないと・・やはりさみしいですね。
マンションのゲートをくぐろうとしたとき、周りの生垣からほのかにいい香りが。花も白いし、銀木犀に似た香りと思ったけれど、違うのかな。
私 にとって、「香り」は新しい季節の訪れや天気の変化を知らせてくれるもの。そして「視覚」よりももっとずっと強く、過去の想いや出来事を呼び起こしてくれ るものなのです。毎年、秋が来た!と実感させてくれるのは金木犀の香り。遠くからでも「私はここよ!」って気づかせてくれて、本当にいい匂い。それにくら べて銀木犀はもう少し秘めやかで、こちらも私は好きです。
そういえば、韓国ドラマ<夏の香り>のなかで、主人公が「蓮の花って、どうして遠くに咲くか知ってる?遠くのほうが、もっとよく香るから」というようなことを言っていたっけ。蓮の花って、どんな香りがするんだろう・・・
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