金曜日, 3月 02, 2007

芽吹きのとき

4月8日にある<グラシアサロンコンサートシリーズⅡ>第1回コンサートのリーフレットデータを入稿してもらって、ひと段落。3時ぎりぎりに銀行にとびこんで、あとは現物を待つだけ。小松さんありがとう!
その帰り、道端からの小さい声にアンテナが反応し自転車を急停車。ぺんぺん草でした。ふらふらしてたので、ついおやつも買ってしまいました。かわいいので、荻窪・かん芸館オーナーのKさんに12月にいただいた“生”リースをセッティングして、記念写真。子供はこういうの喜ぶんでしょうね。
今日すでにコーヒー3杯入ってる私は、紅茶を入れて、耳からありがたくいただきました。ちなみに、中身はクリームです。

木曜日, 3月 01, 2007

無声の日

ピアノに向かっていて、時計を見ると11時15分をまわっていました。ショパン、プーランク、ドヴォルザークのクインテット、バルトークのコントラスツ・・・腕の腱がもうだるくなっているのに。こんなとき弾き続けると、ろくなことにならない。 練習で我を忘れるのはあまりいいことじゃありません。燃焼するのは、本番じゃなきゃ意味がない・・・

気がつけば、今日は誰とも言葉を交わしていなかった。そのかわり、メールはやけに活発に入ってきた日。最近は、パソコンも持っていない私の家族ですら、全員がもっぱら携帯Cメールを送ってくるのだ。タイミングや、仕事中迷惑をかけるかもしれないという心配をしなくてすむのはもちろん便利だし、助かってることも多いけど、なんだか、これひとつあればことが全て済んでしまうという時代になってるってことが空恐ろしくなる。自分は世界の中心にいて、買い物も、情報収集も、株取引も、振り込みも、告白も、懺悔も、、、誰にも会わなくても、相手の目を見なくても、成立。

そしてこんな独り言は、ブログに書き込む。私もしっかり波にのまれてるではないの、と自嘲気味になってしまうのは、久しぶりにスペイン映画を観たからかもしれない。97年<Secretos del Corazón>(邦題:心の秘密)アルメンダリス監督作品。人間がまだ、堂々とアナログに生きられる国・・・情景にも、そして人にも、凛としたなかに潜む翳。前世というものがあるなら、私はきっとスペイン人だったと思う。
明日はアルモドバル<Hable con ella>(トーク・トゥー・ハー)でも観なおすか・・・

モーツァルトを聴く人

顔が冷たくて目が覚めた。あえて窓を開け風を入れ、朝の陽をうける土や緑の仄かな匂いを感じながら読む、谷川俊太郎<モーツァルトを聴く人>。
そんなとき、音楽なんて要らない。風が木の葉を揺らす、その音だけで。

涙、疑問、そして死。その苦しくも甘美なロンドに、溶けこみたくなる誘惑。

「言葉で呼んでしまってはいけない感情」を、きっと音楽は奏でられる。

水曜日, 2月 28, 2007

雪が見たかった・・

風の強い、寒い日でしたね。でももう冬も終わり・・・新潟では今年、降雪量が平年の2%しかなかったとか。地球はかなり狂ってるようですね。誰のせいかっていえばもちろん私たちだ。過保護にしすぎて、せっかく四季の変化が素晴らしい日本なのにいまや季節感なんて薄れる一方だしね。“なんちゃって季節感”を演出する商売には熱心なようだけど。音や灯りで涼しさや暖かさを感じようとした、昔の人たちの感性は素晴らしいよね。
と愚痴を吐きつつ、3月を迎えるのでした。

火曜日, 2月 27, 2007

春にまた一歩

今日の目覚めは、久しぶりに空が明るい時間!ぐっすり眠れました。でも、枕もとの切り忘れていた携帯に、普段はほとんど入ってこないメールが今朝に限って何通も・・・。そのうち電話もかかりだして、朝寝を楽しむのは断念。それにしてもお母様、まだ携帯メールに慣れず変換がうまくできないってのはわかりますが、「ぽすたあ」と書くのはどうなの?

昼間は事務仕事とメール処理で過ぎていきましたが、ふとシュテファン・フッソングさんからお電話。10月のHISPANIC WAVEで共演した、ドイツ人のアコーディオニストです。彼宛に出したクリスマスカードが、つい数日前に何故か舞い戻ってきてしまったところだったのですが、クリスマスメールもらってたのに新年の挨拶も返してなかったものだから(あぁごめんなさい)「どうしてるのかな?」と連絡をくださったようです。さびついた英語を頭から引っぱり出しながら会話、4月に日本に来たときには美味しい精進料理に連れて行ってくれる、という約束をゲット。(あれ?日本人は私のほうでは?)その機会にまた、何かいい企画を相談しよう。できればヨーロッパで弾きたいなぁ~~アメリカでもどこでもいいけど。
気分転換がてら自転車で郵便局(郵便局はほぼ日参しております)、暖かくて春の匂いがして気持ちよかった!いつも通るお花屋さん(ときどき野菜も売ってる)でも、お花がきらきらして元気でした。

よしっこれから練習。

月曜日, 2月 26, 2007

グラシアの宴

昨日はGRACIA例会でした。乾杯のあと、フルーティスト・榊原麻理子ちゃんとの演奏で開始。ほぼ全員の方にマイクでお話もしていただけ、気が向けばピアノに座り演奏したりして、3時間はあっという間に過ぎました。ハイドシェックの演奏会とどちらに行こうか迷った挙句、こちらに来ました!という方や、 何はともあれ駆けつけましたっという方もいらっしゃり、とても嬉しかったです。初めて来てくださった(というか一度しかお会いしたことなかった)、これまでクラシックには縁がなく「ロック一辺倒」というTさん、「あなたは変な人だねぇ!いや~おもしろいな」とすっごく笑ってましたね?そして「ロックしてる」と言ってくださったのは、なんだかいいキーワードになるような気がします。

「彼女は(なにがおきるかわからない)“想定外”の人。それを見守ってください」(プロデューサーKさん)とのお言葉には、ありがたく背筋がのびる思いでしたし、熱いエールあり、「あなたのなかには、まだまだ何か隠れてる!本当の自分を爆発させたらいいと思う」(坊先生)とちょっぴり厳しめのアドヴァイスあり、それぞれ本当に気持ちのこもったお言葉で、心から語っていただいた・・・という実感がありました。幸せものです。

初の弾き語りも、調子に乗って3曲。それがやけにお気に召されたらしい古株会員の面々は、散会後、偶然見つけたハワイ料理のお店で飲みながら「歌でもCDを作ったら!」「いっそオリジナル曲をつくれ!」と盛り上がり。じゃあまずは、グラシア会員特典のスペシャルCDにでも入れますか?とさらに調子に乗る私。アンジェラ・アキさんに対抗する気なぞさらさらないですが~!

ちなみに次の例会(年内を予定)では、「太極扇」の披露を目論んでおります。そんな感じで、例会においては普通の舞台では見られない私が、そしてMCしながら1人ボケツッコミなどしておりますですよ。あっそれはステージでもやることある・・・。

日曜日, 2月 25, 2007

昨日のおまけ

坊啓子先生がご自身のブログで、携帯で撮る写真のこと書いてらっしゃいましたが・・・昨日の私の写真はあまりよく撮れませんでしたよ。私、写真はなにも考えずに、そのまま撮るタイプで・・・。とりあえず載せておきますけど~

土曜日, 2月 24, 2007

寒い夜に

ここのところ、コーヒーの量が増えてます。そのせいかどうかわからないけど、いつもまだ真っ暗なうちに目が覚めます。 今朝もまだ早い時間に夢から醒めて、しばらくはそれが現実の出来事だと思っていて、反芻していたらもう一度眠りに入るタイミングを逸してしまいました。うぅ。

午後はフラメンコでかなり汗を流し、終了後はおとなしく帰宅。なんにせよ、中途半端ならいっそやらないほうがいいと思う私は、踊りでももっと自分を追い込みたいという思いがもたげてきてしまう。まだまだ身体が語らないんだ、なんて週1回や2回通うくらいでそんなことを言ったら、罰が当たるというもの。
いま、私が踊りというものに関わるのは自分のため。そして、ひとのために弾く。その弾いた刹那から消えていくのが、演奏家にとっての「音楽」なのです。その“消えていくもの”のために、一生の時間と労力を惜しまず修行と鍛錬とを続けるこの人種。変で上等、と開き直るが勝ちです。

春のまえに

今日もたそがれを撮ってしまった。この川はいつ通っても飽きない。桜の季節がまた来るんだなぁ・・・人の多い大きな公園より、ここの桜はよっぽど美しいと思うんだけど、誰も花見なんかしてない。私は毎日、その姿を横目に焼きつけて歩きます。。。

さて夜は、坊啓子先生とお食事。オペラシティビル最上階にあるレストランからの夜景は、だんだん霞が晴れて、10時ごろにはとてもくっきりして見えました。先日お誕生日を迎えられた先生は、変わらずお綺麗です。

駅から自転車での帰り道、空低く浮かんだ月が、どうしてもチェシャキャットの口に見えてしまい。笑ってる笑ってる~とつい蛇行、そして目の前に電信柱が。酔ってもいないのに(そういえばビール+ワインだったのに今日は全然酔わなかった)危ない危ない。強い風で雲が払われたあとに現れた星たちは瞬きも激しく輝いていて、琴線を震わせるほどでした。

木曜日, 2月 22, 2007

飛翔する魂

夕方アートユニオンを訪問、藤井会長と雑談。業界に長く、知り尽くしておられる方のお話は大変参考になり、また新たな意欲がわいてきました。ありがとうございます!

夜は東京オペラシティ・リサイタルホールへ。福田朋英さんのバリトンリサイタル、ドイツ歌曲の夕べです。前半は「鱒」「菩提樹」などシューベルトの有名な小品と、ベートーヴェンの連作歌曲<遥かなる恋人に>。完璧なドイツ語(といっても私はドイツ語わからないですが)と、お忙しい日々のなかでの研鑽で鍛えられた歌で、ロマンティックな世界へといざなってくれました。
後半のシューマン<リーダークライス>は、さらにその世界が濃密に。あるときは深い森のなかを彷徨い、あるときは飛翔する―――ひさびさに、シューマンの音楽に浸ることができました。

高校時代、仲間たちがショパン、リストなどの技巧が華やかで聴き栄えのする曲をバリバリバリバリ(あえてリピート)弾きまくっていたとき、私はといえば、シューマンやフランクといった内省的な(平たく言ってしまえばつまり、暗いってことだ)音楽世界にひとり心をふるわせていた変なヤツだった。そしてシューマンの2重、いや多重人格的幻想世界のなかで、自分も瞑想、ではなくまさに迷走していたのであった。双子座がシンクロしてしまって大変なことになっていたのですね。しかし今、またシューマンを弾きたいなぁ。そんなことも考えさせてくれた、いい夜でした。

ちなみにこの福田朋英さんは・・・伊香保温泉郷にある創業400年の老舗高級旅館、私も以前コンサートをさせていただいたことがある「福一」の社長さんなんです!しかも男前。

はー

今朝は家から2時間の場所にある整体治療院へ。思ったとおり、今の私の自己免疫機能は「100のうち10未満、ヒトケタですね」とバッサリ。もうだいぶ自分でもわかるようになってきた。加えて「 肝臓もはれてます」(肝臓はストレスの影響を受ける)「う~ん風邪とインフルエンザ、両方入ってる」・・・頭に鍼はさされませんでしたが、熱い器具で頭のツボをゴリゴリされました。「いろいろありますよね。少し休まなきゃダメですよ」とのお言葉に、不覚にも涙。2時間弱の施術で花粉症もやわらげていただき、帰宅しました。ありがとうございました*

夜は夜で、勘違いから人を巻き込んでとんでもなくお馬鹿なことをやらかし、すごく恥ずかしかったです。そしてごめんなさい。なにやってんの~とあとで大笑いしちゃいましたけど。行動する前に一拍おくってことを知らんのか。ほんと大人になりきれてない・・・っていうかきっと一生無理!

火曜日, 2月 20, 2007

誓いあらた

冷たい小雨のなか、ピアノパッサージュを訪問。 代表取締役の尾崎さんとはちゃんとお話しするのは初めてながら、2時間近く話し込んでしまいました。「やっぱり、B型だろうなと思った!」というのはどーいう意味かしら。と、いいながらも実は嬉しいのがB型。

尾崎さんは調律の世界も長い方。音楽を、ピアノを愛し、ピアニストのこともよくわかっていらっしゃいます。なんで我々、時にもがき苦しみながらも音楽なんかやってるのか?・・・財なんか成さなくても好きなことやって幸せだし・・・いや「無形文化財」として人様に伝えていくんだから、それはれっきとした「財」なのだ!自分が貯めこむのではなく、どんどん社会に還元していく財。
となればやっぱり、“ほんもの”を目指していくしか道はない。流行やビジネスに流されず、自分はどこを目指すのか。その覚悟を抱えて、終わりのない道をゆくのです。

悪夢

寒いです!朝一の用事から自転車で帰ってくるとき、久々に顔が痛かった。白い空からは、ぱらぱらと氷に近い雨が落ち始めていました。

今日は、恐ろしい夢を見てしまったんです。死刑になる夢です。アジアのどこかの国らしいんですが、そこの掟に反したみたい。罪名は「女であること。また女であるにもかかわらず・・・」?は?そんな理不尽な。と思いながらも断頭台。リアルすぎてディテールは書けないですが、その上での気持ちといったら・・・。でもそこは猶予が与えられて、監禁されているときに、いちかばちかで逃走。村だったので、監禁されていたのは簡単な木造平屋の建物で外に見張りがいるだけ。すぐに追っ手が来たけど、道の両脇で開かれている市場を駆け抜け、ちょうど駅に入ってきた列車に飛び乗って、・・・というところで目が覚めました。心臓の鼓動があり得ないくらい早くなっていて、息を整えるのにしばらくかかりました。
その後しばらく、死刑制度について考えてしまった。

月曜日, 2月 19, 2007

ジコメンがんばれ!

自己免疫力が落ちている~!ってここでこんなこと叫ばなくてもいいのに、叫びたくなってしまったほど赤ランプ点滅中。いっそ病気で寝込んじゃったほうが楽なのに、気を強くはって毎日なんとか支えちゃってるのだ~。その「気」が自分の周りだけでくすぶっているのも、よくないのね。自家中毒おこします。ほんと人間って不思議だらけ・・・整体に行ったらきっと、先生も驚く状態でしょう。というわけで、手遅れにならないうちに行ってこようと思います~久々に頭にも鍼さされるに違いない!
今度初披露予定の弾き語りも・・・あぁ声の調子がっ。といいながらまた、辛いもの食べちゃった。

日曜日, 2月 18, 2007

お天気雨のあと

世田谷区深沢の雑木林から。

チェコフィル六重奏団+下山静香


5月30日(水)東京文化会館・小ホール(上野)
チェコフィル六重奏団と共演する演奏会のリーフレットです。主催:ムジークレーベン
チケット発売日は今月24日(土)。後援会「グラシア」会員が利用できるグラシアメイトチケット(4500円)は、下山静香オフィシャルサイトZARABANDAで扱っております。メールにてお問い合わせください。グラシアへの同時入会申し込みも受け付けています。CD、演奏会チケットの割引販売、会報、例会、会員だけのスペシャルライヴCDなど、特典いっぱいの「GRACIA(グラシア)」にご入会のチャンスです。
また、一般の方でも、当HPにアクセスしていただければ一般チケット(5500円)が割引になります。皆さまのご来場を心よりお待ちしております!

日曜の朝、雨とフォーレ

昨日のハイテンションのせいか眠れず。根気よく雨の音に耳を傾けてみましたが、睡眠導入効果はなく、ついに5時、起床を決意。やることがたくさんあるので時間を持て余すことはありません。音楽はマドレデウス、そしてフォーレ。沁みてくるフォーレ(Gabriel FAURE)のノクターン・・・私、フォーレを聴きながら仕事はできないです。人間って・・・と思いながら、フォーレの世界の“ひだ”がやっとわかるようになってきたなぁ、とちょっぴり大人になった、でも大人になりきれない自分にコーヒーを入れるのでした。

土曜日, 2月 17, 2007

朝早くイタズラ電話で起こされた、でもハイテンションな1日!

今日のフラメンコは12時にスタジオ入り!先週かなり進んだソレアのパソを確認するためだったのですが、1時からお昼タイムにしてしまったら最後、おしゃべりが始まってすっかりクラスが終わっちゃったような雰囲気に。でも、常々「おなかがすいてたら踊れないよっ!ちゃんとお昼ゴハン食べてきなさいっ」と先生もおっしゃっているし、しっかり食べないとだめなんです。さらに、さすがバレンタインデー直後、テーブルにはチョコレートがらみのお菓子が集まり、チョコレートを食べまくってしまいました。

今日は、10年ほど前にスペインで買ったまましまってあったかわいいファルダ(フラメンコのスカート)をついにデビューさせて(今までずっと黒の練習スカートでやってたけど、布が少なくて踊りづらかったのです)、気分もかなり上向き。着てる服にわりと左右される私です。2時から2時間のレッスンのあとは、お仲間の1人が「実は今日、誕生日!」と告白し、すぐさま先生がビールを差し入れしてくださいました!実にスペイン的な先生です。特にビール党ではない私も、このときばかりは美味しかった。これぞ健康的なお酒・・・

明日も朝からフル回転!ですが、これから手紙書き5通。もうちょっと、がんばります!

金曜日, 2月 16, 2007

元気の出るスペイン料理、そしてとんかつ

昨夜は恵比寿のスペインバル・Tio Danjoにて、4時間半立ちっぱなしで盛り上がりました。これぞスペイン、というタパス(小皿料理)の数々をオーダーし続け・・・ヒコイワシの酢漬け、牛胃袋のマドリッド風煮込み、イカのフライ、小エビのガーリックソース、 シンプルな“ししとう”とか。。。なつめやしを揚げたのも美味しかったな。オリーブオイルのソースも美味しくて、そのオイルをパンにじゃんじゃんつけながら、生ハムや羊のチーズも忘れずに、お酒もすすんでいくのでありました。容赦なく私の胸の内を言いあてたあと「先生は後ろに強い守護がみえてるから、大丈夫!」と断言したYくん、ほんとに見えてるのかっ?!だとしたらすごいな。

今日は、第3弾CDのジャケットデザインの打ち合わせがてら、池袋でお昼。帰ってきて、机に積んだジャンルめちゃくちゃの書類の束を時折ばさーっ!と落としながら、猛烈な勢いでパラレルに事務仕事をやっていると・・・「南無」(アコースティックギター・ボーカル&パーカッションのDUO)の服部さんから、メール返信&お電話が。11月にアートカフェでの「深町純ピアノパーティー」で知り合った、NYでもライブ活動をしていたミュージシャンなのですが、それから3ヶ月経った今やっとコンタクトをとったという、いかにもミュージシャン的な人間関係のテンポ感にお互い電話口で反省したりして。接点を見つけてなんかおもしろいことやりたいっすね、という話でなにやら盛り上がりそう。ただ、まったく接点がなかったわけではなく、一緒に活動してるパーカッションの彼女さんも私と同じ桐生出身だという話で、桐生タイムス!とか有りん館!とか、ローカルな話題で親近感がわいたのでした。


さて、ではそろそろピアノに向かうとします。

木曜日, 2月 15, 2007

動かなければ何も始まらない

ここのところ眠りの質がいいのか、決まって6時前にぱっと目が覚めます。12時に寝ても、2時に寝てもなぜか同じ。 今日は太陽もきらきらで・・・窓を開けて風を通して、やる気をもらって始動です。

ちょっとお休み状態だった演奏会も、また4月から続きます。春の大体の予定は:
4月8日(日)は恵比寿のライブ空間「アートカフェ」で、グラシアサロンコンサートシリーズⅡの第1回ライブ。今回シリーズの基本構成は、<名曲集&ピアノ/朗読>。この第1回ライブでは、朗読も私がやるというほんとの“弾き語り”に挑戦です。5月13日はつくばで室内楽、この直後、まだオフレコですが某音楽祭への出演の可能性が濃く、5月30日は東京文化会館小ホールで「チェコフィル六重奏団」と共演します(2月24日チケット発売開始。グラシア会員割引あり。詳細は後日掲載)。6月17日(私の誕生日!)は護国寺の同仁キリスト教会で室内楽演奏会。などなど・・・

これらの準備の他にいま進んでいるのは、6月初旬発売予定の3枚目のCD(オールモーツァルト)のブックレットのこと、2月25日にある後援会<グラシア>例会(会員以外の方でもご参加いただけます。お問い合わせはメールにてどうぞ)の告知などの事務、4月から開講予定のピアノ講座のこと、昨日は立川のピアノ画廊「ギャラリアジョコンダ」、来週早々には江戸川橋のピアノサロン「ピアノ・パッサージュ」と足も使い・・・こうして動いているとエネルギーがまわってきて、また次への力を生み出してくれます。セーブなんかしたら、よどんでしまうだけ。
仕事を整理統合するため、これまでスペインで30冊近くが出版された日本漫画翻訳の仕事は、ひとまずやめることにしました。関口夏央さん、谷口ジローさん、夏目房之介さん、花輪和一さんなど、素晴らしい作家の方たちとコンタクトをとれたことは、この仕事をしなかったらきっとあり得なかった、素敵な経験でした。ありがとうございました・・・どこかでお会いできることを願っています(演奏会にいらしてくださいっ!)

今夜は、10月の演奏会でスタッフとして手伝ってくれた芸大の学生たちを連れて、スペインバルで食べて飲む!ことになってます。芸大勤務も5年目になるというのに先生という自覚が希薄な私は、いつものように学生気分で楽しんでしまいそうです・・・

水曜日, 2月 14, 2007

2.14

そういえば今日はバレンタインデーなんですな。 まぁほんとはこういう商魂がらみの記念日には特に興味もないんだけど、もらうことを期待している人にはとりあえずチョコをあげてきた、こともあります。(っていい加減だな~。)今年は身辺バタバタしてバレンタインどころじゃないっと思っていましたら、初めて男の人にもらいましたよ~。女の子にチョコもらったことはあったけど、この歳になって男性にもらうってのは・・・。
なんでも最近は、男性が女性にあげるのもアリになってきてるとか。バブルの頃みたいに社内で義理チョコが乱れ飛ぶ~なんていうこともないんでしょうね。なんにせよ、いつの時代もバレンタインの狂騒とは無縁の私でした。

火曜日, 2月 13, 2007

早起きすると朝が長い。

朝一の病院帰り。出る前にしっかり卵雑炊とお味噌汁をいただいたにもかかわらず、ついふらっと駅前の広いカフェに吸い込まれ、2度目の朝食?となってしまいました。 ストレス性の症状だっただけに、ガトーショコラで血糖値をあげ、カプチーノでリフレッシュしようという無意識の調整が働いたものでしょうか。身体が多少「きゃっ」と悲鳴をあげたくらいで、両手を挙げて降参するのは私じゃないのだ。

時間を気にせずひとりで朝のコーヒーなんて、旅に出てるようなシチュエーションだなぁ、と思いながら窓際に座り、曇りガラスに描かれた模様の奥を見るともなく見ていました。向こう側の光景をしっかり見ようと目を凝らすと見づらいのですが、手前の曇りガラスのほうに焦点をあわせれば見やすくなる。夜空の星団を見るときのコツと同じだな、と思いました。(焦点をはずしたほうが、星がいくつあるかってはっきりわかるのです。)この世の中も、私たちの目には実はこんな風にしか見えていないのかも。

そのあと、駅の上にある「富士見テラス」にのぼりました。残念ながら、天気はいいのに富士山は見えず。

月曜日, 2月 12, 2007

再起動

4時半にぱっちり目が覚めて、もう眠れません。というわけで、さっそく朝ごはんです。
そのあとは部屋の大掃除、整理整頓にとりかかります!仕事周りは適度に散らかっているほうが落ち着くので普段は特に気にしないのですが(なぜか、そのほうがどこに何があるとわかりやすい)、ひとたび整理を始めたらそのまま徹夜になることも。極端だなぁ。
春の訪れとともに、また動き出すときです。休養は必要だけれど停滞は敵。日々ふくらんでいく新芽のようにエネルギーをためたら・・・解き放さないとね。花があるなら、咲かせましょう。

金曜日, 2月 09, 2007

出版づいてます

私の周りでは出版ラッシュです!以前このブログでもご紹介した、昨年の國弘正雄さん「操守ある保守政治家 三木武夫」[たちばな出版]、川良浩和さん「我々はどこへ行くのか」[径書房]を皮切りに、小沼純一さんは4冊目となる詩集「サイゴンのシド・チャリシー」[書肆山田]を、当ブログからのリンクでもおなじみ・マッキーこと牧野良幸さんは「あみださま大修理」(絵)[福音館書店]に続いて今月21日には「 僕の音盤青春記」(絵と文)[ムック]を出されます!それからご本人とはまだお会いしていないのですが(お母様にはお会いしました)、中内渚さんのイラストガイドブック「スペインへ行きたい!」[メイツ出版]もご紹介したいと思います。最近もの書きさんと知り合う機会も多くて、おもしろいです。実は私も、そろそろ本を出ぞっ?!とひそかに思っておりますのです。きゃ。言っちゃった。

ところで、オフィシャルサイト<ZARABANDA>がちょいとおかしいことになっていまして・・・申し訳ありません。プロフィール頁からこのブログに飛べないようになってしまいました。早く解決しなければ。(ちなみにプロフィールと「うらプロフィール」は少々書き加えてありますのでよろしかったら。)

木曜日, 2月 08, 2007

ぽっかり

今日は昼も夜も予定がキャンセルになってしまいました。昼に約束していたOさんは息子さんが骨折で病院から電話が入り、夜にお会いする予定だったB先生はお風邪を召されてしまい・・・ 突然まる1日空いてしてしまったので、群響合唱団で歌う伯母に頼まれていたブリテン「戦争レクイエム」と、春に演る予定のプーランク「小象のババール」などのCDを買いに行きました。帰宅して少し翻訳仕事をしたあとは、思いたってヘアサロンへ。久しぶりにするするの髪になって、気分も少し晴れたかな。夜は練習。
人生って、突然なにかが起きるもの。急がず逆らわず、でも悔いのないように・・・心に素直に生きていきましょう。

水曜日, 2月 07, 2007

風とともに

3週間近く我が家に滞在していた客人がいなくなりました。ちょっと寂しくなりましたが・・・年が明けてからは演奏活動もレコーディング以外は大分お休みしていたし、そろそろまた気合を入れて、動こうと思います。

今日は新しいシネコン・新宿バルト9に「アイランドタイムズ」という映画を観に行きました。日本映画でこういう初々しいの(?)ってあんまり観たことないから、最初は戸惑ってしまいました。仲里依紗ちゃんはかわいかった(ついかわいい女の子に反応する私)。 少年を描いた映画というと、「スタンドバイミー」とか思い出すなぁ。高校生のころ、授業が休講になった時間を利用したりして(ごくたまにはサボリも入れて)ときどき映画を観に行ったんでした。15歳から東京で1人暮らしを始めて不安もいっぱい、音楽高校という小さな競争社会で精一杯がんばっていたなかで、ふと1人で映画館に行くっていうのはなんだかとっても特別なことでした。観たあとはその世界に浸りきっているから、その日は一日中現実に戻れなくて・・・だから1人で、がよかったんですね。純粋に圧倒されることができる感性だったんだなぁ。

帰りの西武新宿線では20分間ずっと、となりに座った見知らぬ若い女性に肩を貸していました。私の肩でよければどうぞお休みください。ただし寝心地を考えると、冬に限りますよ。

日曜日, 2月 04, 2007

まだまだ熱海写真館


アンダルシア風写真? 美術館の建物です。
















マグリット風?



















等間隔にお並びで水平線を見つめています。

熱海写真館3


立ち入り禁止の柵を越えてしまいました。
かもめって、よく見るとずんぐりしててかわいいです。















梅園の梅。


















おまけ:欲張って足湯も・・・

熱海写真館2


砂浜はやっぱり素足でしょ。




  
  




  



  波打ち際にはかもめ。

土曜日, 2月 03, 2007

熱海ケータイ写真館1

熱海に行きました。各駅停車で。その夜・・・ そして朝。

月曜日, 1月 29, 2007

おさんぽ


昨日、川沿いを散歩しました。もう春の匂いです。いろんな鳥がいましたが、鴨とすずめと烏しかわからないなんて・・・山育ちがすたるなぁ。昔は野草や木や鳥の名前はまかせて!って感じだったのに。ほっぺが白いからほおじろ?なんて安易に考えた鳥は結局名前もわからないけど、グレーっぽい体から羽を広げたときにのぞく白い色が綺麗でした。鷺のすっとした後姿も美しかったな。とりあえずちゃんと撮れたのは、鴨だけ。

金曜日, 1月 26, 2007

レコーディング

2日間のCDレコーディングが終わりました!今日の録音中は、ときどき外からドーンと大きな音が鳴り響いて、うまくいっていたものも録り直さなければいけなくなったりしましたが・・・音が遮断されたスタジオでの録音でない限り、これもよくあること。このホールは本当によく響くので、近所でやっていた工事の荷おろしの音が共鳴したらしいということでした。なにはともあれ、大体順調にいったかなと思います。6月初旬頃の発売になると思いますので、詳細、またお知らせします*

水曜日, 1月 24, 2007

最近空ばかり撮ってたので・・・

午後から、三鷹のホールにリハーサルに行きました。駅からホールまで15分ほど歩く道がなかなかおもしろいんだけど、 いつも気になる3軒がこちら:お寿司屋さん、貸本・売本の店、そして「まほろば珈琲店」という泣かせる名前のアンティック調のカフェです。思わずハシゴをしたくなるではないですか?貸本・売本なんてまるで70年代のようだし。
・・・そういえば、あるおじサマに借りた林静一「赤色エレジー」をまだ読んでなかった。明日の移動のお供は、「ローマ人の物語」を一休みして、これにしちゃおう。

月曜日, 1月 22, 2007

みっけ。


空と木を眺めるのが好きな私。
門を出てふと顔をあげたら、小さなエネルギーの発信源を見つけました。

流れていく時間をどう歩くか?

大寒前後、寒かったですね!でも、昔ほどではないなと思うのは私だけでしょうか?頭や耳の奥が痛くなるような寒さって、東京ではもうほとんど感じなくなってきていますよね。もうセアカゴケグモも住んでるんだしなぁ。マラリアを媒介する蚊の大繁殖も時間の問題か・・・

ひと練習したあと、サドルをめいっぱい高くした自転車で、用事を済ませにいきました。空気はからっとしてるんだけど、まだ濡れている日陰部分のアスファルトとか、野菜を収穫したあとの畑とかから発散されてる、ほどよい湿気が気持ちよかった。自転車をバイク(もしかしていまどきの若者は“バイク”なんて言わないのか?)のような感覚で飛ばすのも好きですが、今日は、頬にそよぐ風のジャストフィットな感覚を楽しまないのはもったいないと思ったのでゆっくり走りました。

ちなみに音楽家にはスピード狂と食いしん坊が多い、とよくいわれます。私は車を運転しないので、せいぜい自転車で。それかジェットコースターですね。ちなみに人の飛ばす車に同乗するようなスリルはごめんです。


日曜日, 1月 21, 2007

ブレリア、ソレア、アレグリアス!

昨日の夜中、せっかく書いた文章ですが公開したらどこかに消えました。がっくりです。仕切りなおして違うこと書こう。

今、一番緊張するのが実は、フラメンコのクラスです。やること覚えること気をつけることがいっぱいあって、まだまだ新米の私は、その日得た情報を整理しきれないままクラスが終わってしまうということも多かったのですが、昨日はすこ~しだけ、身体の使い方を身体自身がわかり始めたような気が。そうなると俄然、楽しくなります。私はやっぱり、ピアノを弾いていなかったら踊る人だっただろうなぁ。音楽の演奏と舞踊も、共通点がたくさんあって、腑に落ちること、大いにうなづくことばかり。まぁいってみれば、たとえば演奏と陶芸だって共通点ありありでしょうけどね。
昨日もパワー全開だった先生のおとばしになる檄も気持ちよく、「自分を抹殺するような身体の使い方するやつは、もう破門だーっ!」のお言葉に「・・・素敵!」と思ってしまいました。マゾだな。

木曜日, 1月 18, 2007

モーツァルト考は続く

昨夜、モーツァルト演奏をするにあたっての疑問点を確認するため、小川京子先生宅へ。海老沢先生もいらっしゃればと 思ったのですが、ガレージには車がなくご不在のよう。(海老沢先生のバイタリティは怪物的です。)

ちょっと質問させていただこうというつもりでお寄りしたのですが、ロバート・レヴィンさんの即興なども検討しながら、結局2時間以上にわたり演奏を聴いてくださいました。久しぶりに弾く先生のベヒシュタイン・・・美しい音です。学生時代は心・技・体が一致せず(気持ちばかりが先走り)、いろいろなピアノに対応できなくて右往左往していたのが懐かしい。
となりのスタインウェイで「こういうところ、ショパンなら絶対こうよね、」とメランコリーたっぷりロマンティックに弾いてみたり、「このロンドで昔、止まらなくなってほんとに“ロンド”になっちゃってね・・・ほらこんな風、」と即興なさったり、相変わらずお茶目な先生です。

日々を生きながら少しずつ変化している、私のなかのモーツァルト像。モーツァルトは聴きやすく、癒される・・・というけれど、「小奇麗」なのでは決してない。レヴィンさんのおっしゃるように、やはり大きな意味では「人間社会を映して」います。その“人間社会”は、何百年たっても多分あまり変わっていなかったりするので、モーツァルトを今も演奏する意味があると思うのです。
「モーツァルトの音楽は、彼自身とは別次元で鳴っている神の音楽であり、実生活と生み出した音楽とにはあまり関係性がない」といわれたりするけれど、本当にそうかしら?・・・
実際のところは、彼自身もやはり生身の人間なのであって、そのこころは疾走する音楽のあいだにも投影されている、と、演奏する私は思いたいのでした。

水曜日, 1月 17, 2007

班女

東京芸大千住キャンパスに、「班女」三島由紀夫作~近代能楽集~を観にいく。
演出をはじめ、ほとんどのスタッフが学生による舞台。授業発表の一環で、学生の中には役者希望もかなりいるらしい。先週の授業で「よかったらぜひ、来てくださ~い」と、いつものほんわかムードで案内を渡してくれた彼女が、思いのほか本格的な演技をみせている。「待たない女」は「待ち続ける女」を虜にし、世界から逃避して生きている。

ときどき、目が入リ過ぎて職人的な“演技”を見せられるとどうも入り込めず、楽しめないこともあるけれど、みんな素直でよかった。それだけにストレートに感じ入ってしまい、20分の休憩が待てなかったわけではないのだけれど、イヨネスコ作「二人で狂う」によって学生が翻案・構成・演出をした演目のほうは失礼してしまった。

さっき聞いた台詞が、耳の奥でくすぶっている。

「待てない人は、逃げるのよ!・・・私は、待つの。待つ。待つ・・・

演技ができる舞台を持つ「役者」は幸せだ。終われば日常に戻ることができる。そして幕があがれば、また違う人生を・・・でももし、日常そのものが演技になりかわってしまったとしたら。信念?信仰?そんなものでもあれば、続けられるとでもいうんだろうか。そしてそこに、観客はいない。あるいは観客までも内包し、世界を抱えたような気分にでもなるのだろうか。

確かな自分を結ぶチャンスも逃がしたような日は、きっといつまでもピアノに向かうしかない。
逃げ込んでなんかいない、と言い聞かせながら。

火曜日, 1月 16, 2007

99年目

日曜日はおばあちゃんの98歳の誕生日でした。ずっと覚えていたのにうっかりして、お祝いファックスを送ったのは次の日に なってしまいました。前より寝ている時間が多いけど、同居している家族がみんな風邪をひいてもひとり結構元気でいる、すごいぞ明治生まれ。

お正月にちょっとだけ帰省したとき、「この子誰だかわかるでしょ?」と私を指さし訊く母に、静かに首を振ったおばあちゃん。あらら。ほとんど帰ってないから無理もないか。毎回若返ってるしねっ・・ってあくまでもポジティヴシンキングな私。そうはいってもちょっと悲しい・・・小さいころとってもかわいがってくれたおばあちゃん。もっとおばあちゃん孝行しなくちゃと思いました。

月曜日, 1月 15, 2007

みんなありがとうの週末。

土曜日は、フラメンコクラスの仲間で新年会。(阿佐ヶ谷の中華、店内にスペインの音楽が流れていたのは何故?)
クラスのあとにこうやって集まってみたのは初めてだったんだけど、ひとつのお皿から、みんなでとりわけながら食べて、適度にお酒も飲んで、わ~っと話して・・・女だけの会がちょっと新鮮でもあり、とても楽しかったのでした。コースのあとも追加でお料理を頼んで、もちろんデザートまでしっかりいただいておきながら、やけに盛り上がった私たちはそのまま人気のケーキ屋さんになだれ込み。(ここでもスペイン語の歌が流れてた。べサメ・ムーチョのボサノバヴァージョンとか。)しっかり大きいケーキを全員完食し(だって踊ればおなかがすくでしょ~)、年齢や環境を超えて友情が芽生えた感じが、なんだか嬉しかった私。食べるって大事だ!たとえ40度の熱でも食欲が衰えることはめったにない私が、ここのところものがのどに通らない状態だったのですが・・・この夜をきっかけに回復。

翌日、パスカルさんに「シュラスコあるの~来ない?」とディナーに呼ばれたので、ワイン1本持って訪問。やってきてまだ数日、かわいい5ヶ月のミニダックスが待っていて、しょっぱなから顔なめられまくりでした。大体、犬には初対面からとても好かれるんですが。しかし名前が“ぺぺ・ゴンザレス”っていうのは・・・あんまりでは?

土曜日, 1月 13, 2007

しあわせのひとつ


今日の太極拳。気のせいかもしれないけど、ちょっとだけ、世界の一部になれた気がしました。ためこんでいたエネルギーが、ふわりと風になでられて空に溶けていった。でもそれは行ってしまったんじゃなくて、一緒になった感じでね。 なんだか泣きそうでしたね。しかも全然、寒いと感じないのだ。この私が、冬の朝に外にいて温かいってどういうこと?
今日は身体の日。さてフラメンコではなにが起きるのか?

木曜日, 1月 11, 2007

ポスト・モーツァルトイヤーに

美味しい上海蟹を食べに行こうという誘いをお断りして、夜からモーツァルトばかり弾いていました。
本当はいろいろバランスよく弾いたほうがよいのだけど・・・というのも、例えばスペインものを弾く私とモーツァルトを弾く私では別人格があらわれているし、音色も重みも表現するための奏法も違う。だから一方だけに集中してしまうと、身体がそういう仕様になってしまって、なにかが偏るような気がするんですね。最終的に演奏会プログラムにのせるものは向き不向きも含めて取捨択一していくとして、やはり普段はいろんな時代・スタイルの曲を弾いていたほうがいいと思いますよ、皆さん!

でなぜ、私はいまモーツァルトを弾いているのか。モーツァルトイヤーで日本中が狂騒した年が、よりによって過ぎたあとに?・・・ひとつは、私の天邪鬼精神にあるでしょう。そして、人様から難しいよといわれ、また自分も難しいと思っていたことへの挑戦でもあります。
モーツァルトっていうのは、心が濁っていると最初の一音でそれがばれてしまう!という恐ろしさがありますが、逆に言えば、弾けば弾くほど純化されていくということになるかもしれませんね。「そこにはただ、音楽がある。」というある意味単純なところが、これだけ普遍的に愛される所以のひとつなんでしょうか。

そんなふうにモーツァルトと向き合いつつ、明日は、手塚治虫さんの虫プロによる、知られざる「親子で見れない」アニメ作品を観に行っちゃおうかと思ったりしています。

火曜日, 1月 09, 2007

猫も私も飛びたいのだ


そろそろお正月ムードも消えるころ。今年からの計画をあれやこれやと頭に描いては消し・・・忘年会新年会続きで緩んでいた私も、ちょっとシリアスになってきました。このごろ、 ジャンプするタイミングを待っているときのようなエネルギーが湧きあがってきているのに行き場がなく、もやもや、むずむず。
ガラスの向こうの鳥のから揚げをじ~っと見上げる猫に、共感を覚えましたので。むずむずしてたよね~きっと。

月曜日, 1月 08, 2007

永遠に青春の人

建築家・楜沢(くるみざわ)成明さんから、年頭恒例、活動報告を兼ねた長いお便りが届きました。私が6歳くらいのとき実家をデザインしていただいて以来、と数えれば、とても長いおつきあいの歴史となるのですが、実際にお会いするようになったのは、四半世紀のブランクを経た最近のこと。じたばたせずとも、つながる縁はいつか必ずつながるのだな、と感じています。

多才でバイタリティ溢れる氏、建築は自分の心、生活の規範とおっしゃり、年齢を重ねてなお若く、精力的に動いていらっしゃいます。お便りに書かれた数々の昨年の旅話の断片、その行間から、氏にとっての「建築」はきっと世界のすべての現象につながっているのだ、と感じとりました。日本にいついらっしゃるのかと思うほど、世界を飛び回っていらっしゃるのだけれど、そのお仕事の中で、自然や環境、そしてそこに生きる人々とがっちり向き合い、考え、そして行動をおこしている。その身軽さと奥深さの絶妙なバランスは、私の理想とするところです。

「犬小屋から高層の建築まで、すべての空間の相談にのって、2007年も動き回りたい。」と締めくくられた文章で、音楽に携わる者としての私の精神もなんだか自由になったようでした。
今はもうモロッコなのかな?・・・年に何度も行かれているヒマラヤ、いつかご一緒したいです。

日曜日, 1月 07, 2007

賢者は町にやってこない

昨日6日は、三賢王の日。スペインでは、3人の賢者たちがイエスに会いにやってくるというこの日までがクリスマスです。大通りには華やかなパレードがやってきて、このころとっても寒いんだけどみんな外へ出て楽しみます。キャンディーなどのお菓子も撒かれるのですが、自分の子供や孫のためなんでしょう、必死の形相で拾い、時には取り合いまでしている大人が・・・コワいです。

毎年恒例の福袋争奪戦も、いつ見ても恐ろしい。「お譲りします」が髄までしみてて、もとより物欲があまりない私は、絶対に行かないあんなところ。と思いながら、福袋をかっさらっていく人々の表情をじっと観察しているという・・・悪趣味かな。

同じような光景でも一緒くたにできないのが、飢餓に苦しむ国での、食べ物や水の取り合い。やせ細って生きるか死ぬかという瀬戸際での光景を、何もできずに遠くで見ているだけというこの悔しさ。どうして自分は“こちら側”に生まれてしまったのか、という思いを、子供のころからずっと引きずっています。

土曜日, 1月 06, 2007

ま。

昨日は夜中1時ごろから、アニメで世界最初の傑作を残した天才・ウィンザー・マッケイの貴重な35mm作品が集められたDVDを観始めてしまいました。1911年のLittle Nemo、1912年のHow a Mosquito Operatesとか初期のものが新鮮でしたね。すごい。手作りのものって夢がある。間(ま)、奥行きがあるっていうかな。

何事においても、“間”のとり方にセンスがあらわれると思うんです。そもそも“間”がなかったりするともう、「がっかりだよ~!」です。音楽でも、休符のところでは音は鳴ってないわけなんだけど、本当はそこにも「音楽」があるんだな。そこを感覚的につかんでいないと、いくら音を創りこんでものっぺらしたものになる。絵でも映像でも踊りでも漫才でも・・・同じでしょ。

こんなアニメを見て、寝ればいいのになにか作りたくなってしまい、なにか手っ取り早いもの・・?と思いついたのが、抹茶ババロア。(今朝冷蔵庫から出したそばからひと口食べちゃったから、こんな形に。)
案の定、寝坊して、太極拳初日をとばしてしまった。心地よい雨音のせいにする私・・・でも本当は、反省してます。

木曜日, 1月 04, 2007

気分を変えよう

「ここだけの話だけど、お前本当は、聖者なんだぜ」
「え~っマジで?」

とまどうときは

久しぶりに井上陽水のアルバム「Re-View」を聴いていた。音声を消していたテレビニュースに映ったのは、流出したというフセイン元大統領の死刑執行時映像。思わず顔をゆがめると、曲は「とまどうペリカン」にさしかかり。少し向こうで、今日3回目の洗濯機の音。

この奇妙なトライアングルにはまり、思考停止。詞に歌われている世界だけが、やけにリアルに感じられる。


こういうときは、ピアノだ。揺らされたときはただ、ピアノを弾く。
それが自分を調律できるただひとつの、確実な手段なのです。

水曜日, 1月 03, 2007

小江戸散歩

古いお札やお守りを納めに、思いたって川越・喜多院に行きました。1年半ぶりに、五百羅漢にも対面。夕暮れの空にシルエットが濃くなっていった蔵の町は、とてもよかったです。日没直後に見えた月は、桃色で大きかった。

ゆったり散策を楽しんで帰宅。家までは、電車で30分+徒歩20分、近いもんです。散歩がどう影響を及ぼしたのか、ピアノを弾いていて気が変わり、CD収録予定の曲目をまた変更してしまいました。あぁまた曲順を考え直さなくては。

夕食後、塩野七生さんと五木寛之さんの対談番組を正座して拝見。塩野さん、「ローマ人の物語」完結おめでとうございます!そして素晴らしいお仕事を、ありがとうございました。

火曜日, 1月 02, 2007

2007年、地球はまだ回ってます

あけましておめでとうございます。皆さんどんな新年を迎えられたでしょうか?

私はつかの間の里帰りからまた、東京に戻ってきました。桐生ってそんなにいなかではないのですが、イノシシが庭のゴミを荒らし、裏山ではムジナが人を化かし(ほんまかいな)、ちょっといけば熊も出る。私にとってはそれが、人間の住む自然な環境だったわけです・・・。そして冬の楽しみは、空でちらちらと瞬く星を飽かず眺めること。あぁ落ち着く。と同時に、畏れの感覚。
やっぱり、人間はときどき空を見たほうが良いと思うなぁ・・・

ところでこのブログ、ちょっと前からコメントが書けるようになってるんですけど、もうお気づきでしょうか?皆さまの書き込みをお待ちしております~*

左は、帰郷する車窓から。

土曜日, 12月 30, 2006

テロール

サダム・フセインの死刑執行の準備が整ったとの報道。

湾岸戦争からここまでの一連の流れ、まったくもって釈然としないです。すべてにおいて魂胆がみえみえ。

にもかかわらず、

疑いもなく旗を振っている“善良な”人たち、彼らはきっと歓喜の声をあげて新年を迎えるのでしょう。
背筋が冷たくなる恐ろしさ。

後味の悪い年越しになりそうです。

金曜日, 12月 29, 2006

最近、子供のころのように空を眺める

大雨のあと、まるで春のような日が続きましたね。そうこうしてる間に今年もあとわずか。今年は余裕で700枚近い年賀状書きを終え、さあ身を入れて大掃除だ!と思ってましたが、結局大晦日まで予定が入り、必要な楽譜やCDを探すのに苦労するピアノ部屋や、とりあえずの物置となってる和室は結局手付かずのまま。う~む。

昨日おとといは、あるホールで他のレコーディングの空き時間を利用させてもらい、CD収録準備のためのリハーサル。ホールの“場”にはそれぞれ個性があって、もちろんピアノにも個性があって、それに自分の音を馴染ませながら一番いい響きを創り出すには、少し時間が必要なのです。特にこのホールはとてもよく響くため、演奏会本番のように気合を入れて弾いてしまうと、録音では飽和してしまう。前回のCD収録でそれがわかったので、今回の試し弾きでは、繊細に繊細に弱音を作っていきながらどう色を出していけるだろうかということに神経を使いました。本録音は楽しみですが、やはりいつも緊張します。

さてこの文化センターでは、昨年春から<黒澤明のすべて>として全作品の連続上映をしてるんですね。知ったときにはもう、「姿三四郎」「酔いどれ天使」「野良犬」「白痴」「羅生門」などなど終わってました。そういえば数年前スペインで「生きる」を見たんだけど、スペイン人たちこのテンポに耐え切れずに1人、また1人と会場を出て行ったっけ。ちなみに次回「七人の侍」、もう完売だそうです。

木曜日, 12月 28, 2006

カザフスタンの場所、わかる?

昨日、カザフスタン人の友人・B氏から数日遅れのクリスマスメールが届きました。
航空運賃がまだとても高かったころ(といってもそんなに昔じゃないですよ!)、アエロフロート・モスクワ経由でヨーロッパに飛んでいたのですが、 あるとき隣り合わせた東洋的風貌の彼(カザフスタンには、金髪青い目の西洋的人種もいるので)となんだか話が合って、モスクワまでしゃべりっぱなし。上から下がってるあの小型テレビに映されるソ連映画を、英語で通訳してくれたりして、退屈しないフライトになったのでした。それからずっと、お友達なのです。
それにしてもMerry Christmasって書いてあるけど、・・・Bさんイスラム教徒なんだよなぁ。

水曜日, 12月 27, 2006

海の向こうから

以前登場したスペイン人ベアちゃんから、葉書が届きました。ボランティアスペイン語講師として参加中の「世界一周船の旅」は、執筆時スエズ運河を航行中とのこと。葉書の写真は ヨルダンの世界遺産、ペトラです。「ペトラを訪ねた!でも最高だったのは、ケニア!これからエジプト、そして・・・」と、字が躍ってます。旅先から便りをもらうって、いいですよね。
フランス、スペイン、スイス、アメリカとほうぼうに住んでいる友人たちからも、この時期続々とクリスマス&新年カードが届きます。メールで済ますことの多い時代、手書きのお便りはとても重みを感じます。

世界は狭くて、やっぱりとっても広いのだ。たとえば今、エチオピアは戦争してるんだけど、日本にいてそういうこと身近に感じられるかってこと。アメリカがからまなければ、ニュースにもならない。コントロールされた電子の海のなかで、さも気持ちよさそうに泳いだとしても・・・そこに“実感”はない。
同じように、ヨーロッパで「日本は中国のおまけ」みたいな認識しかない人が多いことも事実。あちらで見る平面の世界地図はヨーロッパが中心にくるように作られていて、日本は端っこのほうにちょこっ、と中国大陸にくっついてるように見えるから、そんな印象も仕方ないのかもしれませんけれどね。北朝鮮のことなんか、(少なくとも私の滞在中の数年間)スペインの新聞にはほとんど出て来なかったし、したがって拉致問題などもあまり知られていないです。

脱線しましたが。
多くの代えがたい経験をして帰ってくるだろうベアちゃん、それまでのつつがなき旅路を祈っています!

クリスマスのおまけ。


パスカルのおうちでいただいてきたプレゼント。色とりどりのきらきらした紙に包まれた、チョコレートやゼリーです。 この紙が、フリンジが入ったりしてなかなか凝ってます。

昔フランスの子供たちは中身を食べたあと、この包み紙を次の年のクリスマスまで大事にとっておいて、いくつも長くつなげてツリーなどに飾るのが楽しみだったんですって。

素晴らしいリサイクル、エコライフではありませんか?

月曜日, 12月 25, 2006

イヴは素敵な仲間たちと・・

24日、まずは荻窪のホール&ギャラりー主催のクリスマスパーティー。ご近所の方々と、今年このホールやギャラリーにゆかりのあった方を中心とした、 アットホームな会となりました。(なにやら秘密の相談?の写真は、近所にお住まいでグラシア会員でもあるSさんが、いつの間にやら撮影)
一人一品持ち寄ったお料理がたくさんテーブルに並んで、とても豪華!私は、以前この日記でもご紹介した、アロスコンレッチェを作っていきましたが、お米3合と多めに使ったら、お砂糖の分量が控えめになってしまい(何しろ分量なんて適当ですから・・・)、あまり甘くなくてちょっとがっかり。あっさりしていて、日本人のお口には許容範囲だったようでほっとしましたが、スペイン人だったらその場で「砂糖ちょうだい!」って言われそう。赤ワインで酔った勢いでピアノに座り、数曲を演奏。続いて「クリスマスソング!」「ビートルズの“イエスタデイ”!」ととんでくるリクエストにお応えしているうちに、おいとましなければならない時間になりました。あとからいらした方々で会も盛り上がってきた頃で名残惜しかったですが、次の約束へ移動です。

電車を乗り継ぎ、最近我が家の近く(といっても徒歩で50分の所ですが)に越してきたフランス人のカリスマ歌手・パスカルさんのお宅へ。中へ入ると、音楽をかけ陽気に踊りながら料理をするパスカルさんが、にんにくや香草のとってもいい匂いとともに迎えてくれました。奥様の美人3姉妹、そしてお友達2人はもうテーブルで待っていらして、そのままお食事になだれ込み。さすがはクリスマスイヴ、一日ノンストップで食べ続けているなぁ。「今日は横浜で仕事だったから、帰ってきて2時間でこれ全部作ったよ!」「えっ2時間で?すごいね~!」「うん、すごいよほんとに」お料理の腕はもうプロ級、本場フランスの味です。エスカルゴやカエル、魚介のサラダに若鶏(雄)の丸煮・・・目に華やか、舌に繊細なフレンチの饗宴に、もうくらくらしながらいただきました。日本のフランス料理レストランでフルコースをいただいたあとなど、あまりに少なすぎて帰り道にちょっと哀しい思いでラーメンを食べなければいけないほどの私ですが、今日はなんてったって本当のフランス流!逆の心配をしなければならないかも。(フランスでレストランに入って普通にフルコースを頼んだら、ホント食べきれませんよ!)フォワグラのパテをパンにぬって、ちょっとだけレモンを絞ると美味しいよ、とも教えてもらいました。

「料理はねぇ、僕にとっては生きている証だな。自分のつくったものをおなかに入れてくれるというのは、信用してるってことでしょ。そのうえ美味しいって喜んでもらえてちょっとハッピーになってくれたら、それは僕にとってもすごく幸せなこと!」

11時をまわり「そろそろ帰ろうかな?」というと、「なんで!?泊っていけばいいじゃん、近いんだから」「でも・・いろいろやることがあるしさ・・・」「お前もニホンジンだなぁやっぱり!ダメだな~もう!」そう言われて「・・・わかったよ~じゃあ泊りますよぉ」と観念。いい具合に酔っていたパスカルさん、3時ごろまで上機嫌でした。翌朝、眠い身体を無理やり起こして、これまた眠そうな奥様に見送られて帰宅。
本当にご馳走様でした!(場をさらになごませてくれた、ミニダックスフントのタッフィーちゃん。)

土曜日, 12月 23, 2006

5時間で得たことは、ラーメン1杯の食。


今日、磯野鉄雄さんのギターリサイタルに出かけたのですが・・・乗った西武線が途中で人身事故で止まり・・・1時間20分動けず・・・結局ホールまではたどり着けず、池袋でらーめん食べてまた家に戻りました。うぐぐぐ。年末は、毎日どこかで人身事故。なんともいえない。
行きがけ、道で撮った、夕暮れ空の写真。ぼやけてしまったのがまたいいな。この川沿いの道は、いつの季節も好きな場所です。

ブラスに酔った夜

今日は快晴!久しぶりにほぼ開始時間に間に合い、今年最後の太極拳を2時間半。といっても、練功、八段錦、24式、48式、扇とやっていたら2時間半なんてもう、あっ!という間。 集中しながらもリラックスしていたら昨日の気持ち悪さも和らぎ、おなかもしっかり空いてきました*

というのは昨日、横浜でのコンサートからの帰り、とにかく気持ちが悪くて・・・途中で何回も電車を降りながら、やっとのことで家にたどり着いたんでした。出かける前からめまいの兆候があり、コンサートのアンコールでの大音響を聴いたあとは自分の意思に反してぐらり!と身体がまわってしまい、近くの方にぶつかったりしていたんですが、そのあと電車に揺られたことでさらに三半規管がやられたようです。そのうえ、10時間も何も口にしていなかったことが拍車をかけたらしい。証拠に、12時過ぎに家に着いてから「気持ち悪~い」と言いながらもたくさん食べたら、少しおさまりましたもの。(夜中1時ごろにまだパクパク食べてるなんて、まるでスペインの夏みたい。)私は数時間ごとに何か食べていないとホントふらふらになる、燃費の悪い人間で・・・世の中に食べる物がなくなったら、きっと真っ先に飢え死にするタイプです。

さてそんなことより、昨晩のコンサートは・・・佐渡裕さん指揮のシエナ・ウィンド・オーケストラだったのでした。
とにかくブラスは、熱い!楽しい!迫力!!チケットは完売、佐渡さんがステージでお話なさった(佐渡さんの振る演奏会はトークも楽しみなんですよね)情報によれば、ヤフオクでチケット1枚2万円の値がついたとか。プログラム曲目も、2回の休憩をはさんでなんと3部までありながら、もちろん飽きさせないし、それぞれにう~んと聴かせる構成。

A.ゴープのメトロポリスというジャジーな曲は、とてもかっこよかった。第2部の幕開けは、ベニーグッドマン。ステージの向こう側の席に陣どった、ブラスをやっている中学生らしき子供たちも、もうノリノリでスウィングしているのでありました。会場がノッてきたところで、佐渡さん客席を全員立たせます。マンボのステップ、掛け声(っていうのかなぁ)、決めポーズなどを練習したところで、突然、佐渡さんとオケのメンバー一斉にマンボ衣装を!そして、全員参加の「マンボNo.5」で大いに盛り上がったのでした。来年春に発売されるこの日のライヴ収録DVDには、マンボを踊る私も映りこんでるかも?!

ほぐれたところで、第3部<ショスタコーヴィチ生誕100周年>で引き締めるというのがまた、粋。ハワイアンギターやバンジョーが入る面白い編成の、ジャズには聴こえない「ジャズ組曲」や、「二人でお茶を」のショスタコアレンジ(こんなものがあったんですね)の、そのまたブラスアレンジ、そして最後は交響曲第5番<革命>の第4楽章。

アンコールの最後は、恒例「星条旗よ永遠なれ」の会場も参加しての演奏。楽器を持ってきた人は、ステージに上がって(もちろん客席でもよし)、この曲を一緒に演奏できるんです。年々増えているらしくてもうステージには上がりきれず、その数、ほとんど客席より多いんじゃないかと思うほど。この日のために練習してくるんだろうなぁ、子供も学生も社会人も、譜面などもちろんなしで、自分のパートをバッチリ完璧に吹いてる。ギター持って弾いてる人もいました。すごく盛り上がったけど、その大音響のおかげで、前述のめまいにつながるんでした。

一緒に聴きに行った榊原麻理子ちゃんと一緒に、佐渡さんを楽屋訪問。いつもながら、笑顔で丁寧に応対してくださいました。ありがとうございました!また、楽しみにしています。

金曜日, 12月 22, 2006

ニ度寝の功罪?

今朝は早くから頭がさえ、5時半ごろには「もう起きたい!」と思ったのですが、演奏会のないこういう時期にしか十分に眠れないんだから、という欲がもたげてきて、とりあえず目を閉じてみることに。
しかし案の定、小刻みにリアルな夢を見ては目が覚めの繰り返し・・・疲れ果てた挙句、ときはすでに9時になっていたのでした。何番目かに見た美輪明宏さんの出てきた夢も、すご~くリアルでしたね。ビビッドなお洋服の色の組み合わせがとても美しくて、まわりには人間ではないようなオーラが・・・直接会話もして、本当に美輪さんに会ったと思ってしまった。

夢でぐったりな身体を起こすべく、真っ黒くろに濃~い(これはいつものことだけど)コーヒーを入れて、昨日まいちゃん親子がおみやげに持たせてくださったケーキと一緒に、朝ごはん。
まいちゃんのお母様が、忙しい一日のお仕事の合い間合い間につくってくださったケーキ、オーブンで焼いている途中には「わ~っスポンジがふくらまない!」生クリームを泡立ててから「あッお砂糖入れるの忘れたっ!」ともう、大失敗作だ・・と大いに落ち込んでいらっしゃいましたが、なにはともあれ、まいちゃんがイチゴとリンゴ、チョコクリームやミックスチョコなどでデコーレーションして仕上げてくれました。で、いただいてみると・・・いえいえどうして、本来出来上がるべきだった姿からすると失敗だったのかもしれないけど、味は素朴で美味しかったです!甘くない生クリームも、私にはちょうどいいくらいでしたよ。


実は子供のころは甘いものがまったくダメだった私、今は亡きおじいちゃんが、私の誕生日にはいつも生クリームとイチゴのデコレーションケーキをプレゼントしてくれていたのですが、私は生クリームをきれいに全部とってから、スポンジとイチゴのみを食べていたんでした。お饅頭も最中も、あんこは抜かして皮だけ。ソフトクリームもコーンの部分だけ。もったいな~い!お菓子に対して、いやお菓子職人さんに対して失礼千万でしたな。

このケーキとコーヒーでエネルギーが速攻充填され、身体も頭もすっきり!さぁこれからピアノと年賀状、そして夜は、横浜までコンサートに行きます。

ご馳走とお酒の日々

昨日の夜は、来年の春一緒にコンサートをするうら若き女性演奏家お2人(ヴァイオリンとクラリネット)と、小さいコンサート企画を数多くなさっているS氏と「顔合わせ」と称してお茶・・・のつもりが、結局飲み会になりました。

池袋の通りからちょっと入ったところにある、小さい沖縄料理のお店。Sさんのいきつけで、なかなかよろしゅうございました。もちろん私は、コップになみなみの焼酎に少々の氷、シークワーサーエキスを混ぜながら。お食事もがんがんいただいてしまいましたが、豆腐系、もずく、おから、野菜、と実に健康的な沖縄料理、おなかにも優しく、もたれたりする心配もありません。沖縄といえばはずせない「らふてー」も美味しかった。

途中、Sさんの後ろに座っていた男性が「ちょっと!気をつけてよ、肘!ぶつかってるんだよ」。背もたれがなく奥行きも浅い椅子同士がぴったりくっつきあっているんだから、多少は仕方がないと思うし、言うにしてももうちょっと言い方があるでしょう~という感じ。謝ったSさん、しばらくしてまたその男性の背中に肘がぶつかってしまい、「あっごめんなさい、またぶつかっちゃったっ」と言って肩をすくめた姿が、とてもお茶目でしたよ。帰りの駅構内では、若い女性が前から来た男性をよけきれず「ちっ!」と舌打ちしていました。気持ちがスサんでるのね~、みんな。とげとげしているのは自己防衛なのかしら?・・・

今日の夜は、私の小さいピアノの生徒さん、まいちゃんのおうちにお呼ばれ。これまたたくさんの(健康的な)ご馳走をいただき、日本酒を飲んで、おみやまでいただいて、ひゃ~と言いながら帰ってきました。そのあと、さっきまでピアノにむかってました。お酒が入って、少し醒めたあたりで弾くモーツァルトは、楽しい。

木曜日, 12月 21, 2006

タイトル戻しました(涙)

ブログのタイトル、元に戻しました。
何人かの方から、「ブログが真っ白!」とのご連絡をいただき、 調べたところ、エクスプローラで見てくださってると何も表示されなくなっていたようです。私はFirefoxを使ってるので何の問題もなかったのですが・・・エクスプローラだと何故おかしくなるのか、よくわかりません。ともかく、手っ取り早いのはタイトルをスペイン語に戻すことだったので、またこうなりました。
そろそろ他に引っ越したほうがいいのかな?それとも、今みたいにひっそりめにつぶやいているほうがいいかな。

水曜日, 12月 20, 2006

ひこうき雲

レコーディングのお仕事へ行きました。NHKではないので、一体なんの録音だろうナと思いながらスタジオへ入ると、ダ・カーポさんが。最近、よくお会いするなぁ。お2人はいつでも本当に素敵です。
この現場で、ヴァイオリニストの加藤えりなちゃんとほぼ10年ぶりに偶然の再会。オランダで出会って以来で、私のほうは最初気がつかなくて、ごめんなさい。

このスタジオのすぐそばに、狭い坂道の上から東京タワーが思いがけず大きく臨めるスポットがあり、ひそかに気に入っています。ひさしぶりに来た今回もその場所を確認し、赤羽橋あたりから神谷町に出て、日比谷と池袋で用事を済ませて帰宅。

今日も飽きずにながめていた空は、飛行機雲が似合っていました。うすピンク色のもやがかかったキャンバスに、思い思いに描かれた何本もの飛行機雲。
駅から自転車で帰る途中、青信号の横断歩道の手前で突然止まり、この日見た最後のひと描きを写メした、ちょっと迷惑な私でした。

思い出した、ユーミンの「ひこうき雲」・・・かなしいけど、好きな歌だったな。

火曜日, 12月 19, 2006

街にいながら

都心で写真撮影のため、電車に乗ってぼんやりしていた昨日の夕方。
そうそう、ここから富士山が見えるんだ。そう思って遠くに目をやると、蒼い稜線の向こうで、橙いろに燃える球がまさに最後の耀きを放っているところでした。筋になって長くのびた光線は刻々と姿を変えていき、小さくちぎれた形の雲は下から照らされて、鮮やかな桃色に染まっています・・・私だけが気づいているらしいその美しさといったら。なんだか私は、まるで恋をしてしまった瞬間のように動悸がしてきました。

ヒマラヤに行きたい。またふと、そう思いました。周りにはヒマラヤに行った人が何人もいて、「すごいよ。きっと音楽が変わるよ。」と口々に言う。音楽なんて、傷ついたり、恋をしたり、失ったり、乗り越えたり、そんなことでどんどん変わってしまう。それはやっぱり、こころから出てくるものだからね。と、私は思ってる。でも、そんなことも超越した圧倒的な自然と対峙したとき、いったいどんなことがおきるんだろう。とも。

池袋に着くころには、すでに空に光はなく、もとより見上げる空もなく。
キリスト生誕とは関係のなさそうなクリスマスに浮かれる人の波に流されないように・・・インプットした目的地まで、もう前を見るしかないのでした。

日曜日, 12月 17, 2006

タイトル変えました。

ブログタイトルを変えました*慣れるまで、きっとちょっとドキドキです。どうぞよろしくお願いします。でももしかして、また気が変わるかも。
最初、Compás de espera(音楽で、休止の小節のこと)という名前をブログにつけたのは、実はリンクで入ってきてくれるスペイン語圏の方向けにスペイン語でも書こう、と思っていたからなんですが、結局そんな時間はとれないでいるし、日本の読者の皆さまには訳のわからないタイトルだったので。

さて今日は午後の予定がキャンセルになって、明日の通訳のお仕事もキャンセルになって、ぽかっとなりました。でもかわりに、1月のレコーディング準備が年末に早まったりしているので、これからピアノと戯れることにします。

土曜日, 12月 16, 2006

ポップスター?


15日、東中野にあるラテンアメリカ(&スペイン)文化センター「インパクト・ラティーノ」でのMickoライヴに、バンドメンバーとして参加しました。 ポップスバンドでピアノを弾くっていうのは初めての経験でしたが、たまには単純に楽しめますね。Mickoのオリジナルナンバーだったけど、耳で覚えてもう知ってる曲ばかりだから、構成さえ把握してれば練習もいらないのね。はじめから楽譜がないっていうのは、クラシックのプレイヤーからするととても新鮮な世界。「ここ4小節、なんかソロやっといて」とか。で、本番でなんかやる。
ギター片手に東京砂漠を移動していた私は、「楽器持つってかっこい~い!」と悦に入ってました。
というわけで、真夜中の駅にてパチリ。なんだかすごく安定のいい足位置になっちゃってました・・・

金曜日, 12月 15, 2006

塩ちゃんこで・・・

いけないいけない。毎日ブログを更新しよう!と誓ったのもつかの間、、、え~、言い訳はナシにして、14日夜の不思議な忘年会のことでも書きましょう。

小雨の降る寒い夜、「アーティスト忘年会開催」との連絡メールに誘われ、両国の塩ちゃんこ「巴潟」へ。メンバーは男女4人ずつですが、前から存じあげているのは、ミュージックセラピストの坊先生と映画監督出馬さんのみ。「まるで合コン・・?」意味不明の半笑いで会場へ向かった私です。
集まった面々は、ギタリスト&プログラマー・高橋さん、建築家・長田さん、映画監督・植田さん、モデル・裕子ちゃん、心理療法士・温古さん。会話から察するに、この5人に加えて坊先生、出馬さん、私・・・と、ほぼ全員が肩書きの前に「異端」とつけられるとにらみました。やはり“類友”なのでしょうか。

出馬さん(通称Izmax)が絶賛するとおり、塩ちゃんこ美味しい!ほろっととけていくつみれ、最高です。最後にいただいたおじやもよかった。そうそう、芋焼酎をロックで飲んでいて気づいたことが。焼酎を飲んでいると、私はどうも酔いがさめていくようなのだ。ほんのちょっとの乾杯ビールだけでほんのりふんわかしていた顔もアタマも、焼酎がすすむとともにスッキリ明晰になっていき・・・あれっ?飲み足りない・・・という感じでお開き時間がきてしまいました。そういえば先日も、芋焼酎ウコン茶割でどんどん酔いがさめていったっけ。それがどういうことなのかわかりませんが、とにかく私は蒸留酒と相性がいいらしい。そう、ビールやワインよりもウィスキー、焼酎、バーボン、テキーラetc.でございます。

出馬さん「この面子これでもう一生会わないか、また何かで会うことになるか、どっちかだな~!ハハハ!」と豪快に笑ってましたが、そりゃあ、どっちかでしょう。それぞれ創造的で魅力あるお仕事を持たれている皆さん、とっても楽しい時間を過ごさせていただきました。“楽しい”だけでなく実のある会話って、後味がいいんですよね。またお会いしたいものです。(カメラ持ってってたのに、また写真撮り損ねました)

アニヴェルセルでのコンサート

12日、お洒落スポット・アニヴェルセル表参道に、フルートの榊原麻理子さんとギターの松尾俊介君のコンサートを聴きに行きました。
奥にあるチャペルで麻理子さんがトークを交えて贈る<アニヴェルセル・シリーズ>第2回目の今回のテーマは、「リヴァプールから」。このチャペルのステンドグラスや椅子は、リヴァプールの教会からそのまま持ってきたものだそうですが、その教会で開かれていた音楽祭で、ジョン・レノンとポール・マッカートニーが初めて出会ったのだとか。そんなわけでイエスタデイやハッピークリスマスなどおなじみのナンバーのほか、ポール・マッカートニー作曲によるオラトリオから、ボーイソプラノの素敵な歌をフルートとギターにアレンジしたものなど、興味深い曲目も。
このチャペルは、よく言う“お風呂場状態”のような響き過ぎということもなく、マイクなしでもすべて最後列まで届くという理想的な響きで、正直びっくりしました。いらしていた俳優&ケーナ奏者の田中健さん(麻理子さんのご両親とは、デビューが1年違いだったそうです)も、打ち上げにて「うらやましい~」を連発。
休憩なしで1時間ほどのコンサート、すっきりしていてこういうのもいいなと思いました。次回も楽しみに伺いますね!あっ、表参道のイルミネーションを写真に撮るのを忘れた・・・

日曜日, 12月 10, 2006

パーティーシーズンの始まり

そろそろ忘年会のシーズンですね。私も、これからクリスマスあたりまでは連日、いろいろな会への出席が続きます。
土曜は門前仲町の作家・Yさん宅で、Aクラブの忘年会。私は初参加でしたが、楽しくお話させていただきました。ちなみにこの日のおともは芋焼酎・ウコン茶割り。

今日は、お友達の結婚パーティーでした。しか~しスペイン人と一緒だと、定時に到着するのは至難の業。(とひとくくりにはできないですね、時間にルーズなのはごく一部のスペイン人です、と訂正しておきましょう・・・)余裕を持って30分前に着こうと思った私の思惑は見事に裏切られ、出るときにいろいろありまして、バスも遅れたりして、結局15分も遅刻で代官山の会場に到着。皆さんはもうお食事を始めていて、あぁぁ、見渡せば新郎新婦に近い前列の席が2つ空いている・・・本当に恥ずかしい。列席者は、ほとんどが新郎新婦とほぼ同世代の若い方々でしたが、外務省や法務省というお役所の方々も多く、きっと予定時間ぴったりに始まったはずと思いながら、それよりもお2人に失礼なことをしてしまった、と小さくなって席に着いたのでした。

第1部で演奏なさった新郎のご友人ギタリストの方が、なんと、当日記にも数日前に登場したマンドリン奏者の遠藤さんのお知り合いということがわかり、びっくり!音楽の世界は、どこかですぐつながってしまうんですね。私も、お祝いに2曲弾かせていただきました。本当におめでとうございました!末永く、お幸せに。
左:お2人にいただいたかわいいお花です。

金曜日, 12月 08, 2006

幻想・太田黒公園


昨日、荻窪にあるピアノサロン&ギャラリーオーナーのKさんのお誘いで、太田黒公園へ行きました。お隣に住まれているTさんご夫妻もご一緒に、寒さ対策のため頭からつま先まで完全防備の姿で出発。

まだあまり大々的に広まっていないこの公園の紅葉、地元の方たちだけが訪れる静かな雰囲気のなか、ライトアップされてとても素敵です。すべて真っ赤に染まっているのではなく、緑もかなり残っているのがまたいい感じ。
ここは、音楽評論家の太田黒元雄氏の邸宅跡の一部をできるかぎり原型を残しながら整備したという日本庭園。以前、氏の書斎だったところに置いてある100年前のスタインウェイを使った演奏会を聴きに来たことがありましたが、そのときは昼間だったし、お庭のほうにもあまり注意を払っていなかったので、今回はまるで初めて訪れたように新鮮。少しずつ葉の色づき方が変わり、紅葉する樹も移っていくのにあわせて、ライトの当て方も毎日研究されているとのことでした。

素晴らしかったのは、池の水面に移る情景。お掃除が徹底されているのでしょう、葉っぱひとつ落ちていない水にくっきりと木々が映りこんで・・・まるでこちらが地のなかにいて、空に足を向けて外の世界をのぞいているような感覚になるのです。その景色があまりにもリアルなので、見ているうちに自分がどこにいるのかわからなくなって、何度か吸い込まれそうになりました。
ときどき東屋や書斎の縁側に座って、しばし木々を眺めながらおしゃべり。ゆっくり1周したらほどよい時間になっていました。帰り道のカフェで、この日5杯目となるコーヒー(カプチーノにしました)をいただき、豊かな気持ちで家に帰りました。
太田黒公園、あまり多くの人で賑わってほしくないとも思いますが、おすすめの穴場ですよ。今年の紅葉ライトアップは10日(日)まで、夜8時まで開いています。

木曜日, 12月 07, 2006

天からの響き・マンドリン

昨夜は、マンドリン奏者・遠藤隆己さんのコンサートへ。遠藤さんは今年、偶然私の演奏会(グラシアサロンコンサート)にいらしてくださり、実はお互い同じ敷地内に住んでいるということがわかってとても驚いた、というおもしろい出会いをした方です。その後聴かせていただいたCD(3枚出されています)がとても素晴らしく、ぜひ生の演奏も聴きたい!と思っていたので、とても楽しみに伺いました。久しぶりのルーテル市ヶ谷、オルガンもあるステージには、大きいけれどシックなクリスマスツリーがあり、演奏会前の素敵な雰囲気をつくっていました。

さて、私はマンドリンソロの演奏に接するのは初めてだったのですが、とても楽しませていただきました。チェチェーレ、ヴィヴァルディとイタリアバロック期の聴き応えある作品が続いたあとに演奏された、C.ムニエルという作曲家の「マンドリンのための狂想的練習曲」(op.17。この日は12曲中6曲を演奏)は、特に新鮮でした。遠藤さんによると、日本であまり弾かれる機会はないけれど、ピアノならショパンのエチュードやリストの超絶技巧、ヴァイオリンならパガニーニのカプリスのような位置にある重要な曲だそう。確かに、超絶技巧が高度な音楽表現につながっていて、マンドリンソロ曲としての存在感を強く残すものでした。シベリウスの3つの小品op.81も、小品ながら説得力がありとても印象的。
後半のプログラムはスペインもの中心で、まずピアノの井出さんがモンポウを演奏、そのあとまたデュオとなり、メキシコ、スペインの親しみやすい曲が続きました。アンコールでのモンポウ「あなたのうえにはただ花ばかり」は心に響きました・・・美しくせつない、私も好きな歌曲です。(作曲家プーランクはこの曲を初めて聴いたとき、感動のあまり3回続けて演奏を求めたそうです。)

マンドリンの音がこんなに美しくて、表現の幅もあるということに驚き、私のなかの形のない「音楽の宝箱」にまたひとつ新しい響きが加わった、幸せな夜となりました。

火曜日, 12月 05, 2006

ディズニーランド

昨日は、妹とディズニーランドへ。朝10時前到着、すでに小さいお子さんを連れた若いご夫婦やママ仲間でにぎわっています。しかし歳のせいなのか、もともと人形などに興味を持ったことがないからか(お人形遊びするよりミニカーや列車模型、超合金のほうが好きだった)、特にワクワク感もない自分にちょっとびっくり。ときどき出くわすディズニーキャラクターの着ぐるみさんたちよりも、似たものカップルや親子、いきがりたい中学生など、人間のほうに興味がいってしまいました。

さて時間の制約もないので気楽な私たちは、園内マップなども持たず、30分待ちくらいのアトラクションからサラサラと入りました。初めて入った「カリブの海賊」は結構よかった。一番好きなのは、ビッグサンダーマウンテン。その勢いでスプラッシュマウンテンも行きたかったけど、妹を2回はだませなかったので断念しました。そう、妹はジェットコースター嫌いなのです。その昔、スペースマウンテンができたころに乗って、妹は降りてから歩けずに泣き笑いしていた(ほんとに泣きながら笑ってた)ということがあり、それ以来絶対拒否なのです。
混んでいたわりに結構いろいろ入って、3時ごろにはもう「出ようか」という感じになりました。帰る前に、これも初めての「ぷーさんのハニーハント(だったかしら)」に1時間並んでみて、やっと入ったら・・・これがまた私の大の苦手なタイプのアトラクション。回ったり後ろへ行ったりという不規則な動きに三半規管が翻弄されて、とても恐ろしかったです(プーさんなのに・・・)。ほとんどずっと目をつぶりっぱなしで、なんだか、しょぼ~んというシメになってしまいました。

私ってディズニーランドを楽しめなくなってしまったのか、とちょっとショックです。あくまでも私の感覚なので、ディズニーランドフリークの方ほんとごめんなさい。昼間だったからかもしれない・・・と自分をなぐさめつつ、とりあえず撮ったシンデレラ城の写真です。

月曜日, 12月 04, 2006

カエルさん

最近、カエルの夢をよく見るような気がするんです。しかもおっきいの。その姿に気づいたときには、びたん、びたんという音をさせながらいつも私から遠ざかっていってしまうんです。そして私は「あぁぁ待って~」と。現実か夢かときどき自信がなくなる私、本当に起きたと思いこんでいることが実は夢で見たことだったりしまして、このカエルもリアルな記憶として残像を持ってたのですが・・・よく考えてみると普段の生活にはないシチェーション。確かに幼少の頃、かわいいアマガエルを手に乗せて遊んだりしてましたが。
このカエルはなに?

土曜日, 12月 02, 2006

こんな日もありますね


今日はちょっと落ち込みモードただよってます。

朝6時に起き家事をすませ、7時15分に家を出て早歩きで皮膚科へ。通り道のわきの畑が、一面霜で覆われていました(左の写真)。7時40分に着いたにも関わらず(8時半診療開始)、もう多くの人が階段に並んでドアが開くのを待っていて、取れた順番は10番よりあとでした。 経過は順調、飲み薬もビタミンB12にかわって帰宅。すぐに着替えて太極拳へ。後半の扇の練習だけ参加です。
新しいところはなんとか覚えたのですが、夏祭りに間に合わせるため休んだ分を短期間でつめこんだところは、やはり身体に入っていなくてあやふやでした。今日は「尾てい骨をなかに入れる!」という指摘をされましたが、背中をそらさずおなかも出さず、普段意識していない尾てい骨なるものを自分の意志で動かすという難しさを実感。
さらに私は、フラメンコの影響で胸をはりすぎてしまうくせが出てきて、それを修正。フラメンコでは肩甲骨をつけるように肩をうしろへやるような姿勢をつくりますが、太極拳ではそれはNG。とにかく身体を「丸く」使っていくのです。そして“気”は先までとおっていなくてはならない。先生も徐々に指摘が深く厳しくなってきて、奥の深さを実感しています。

う~んとうなりながら家に戻り、お昼を食べてちょっとかたづけて、出かける準備。毎週のことですが走ってバス停へ。1時間20分後にスタジオに着き、フラメンコ開始。今日はめずらしくサパテアードの練習をじっくり、ほとんど1時間を費やしました。ここへきて私のサパテアードがまったくなっていないということがハッキリし、落ち込みます。クラスのみんなのフラメンコ歴は私より断然長く、今までほとんどクラスでのサパテアード練習を経験していない私との差があるのは当然とはわかっていても、一人ずつやらされるときに露呈する不器用そうな音やリズムがもどかしく感じられます。でも考えてみれば、練習をしないでいきなりレッスンだけでで上達していこうったってそうはいきませんよね。なにごとも、継続して練習を重ねないかぎり進歩はない・・・と痛感しました。おまけに覚えたてのアレグリアスでアタマがいっぱいになってしまったのか、入っていたはずのブレリアがとっちらかり、さらに落ち込み。

は~と肩を落としながら新宿へ行き、用事を済ませて帰宅。まぁ少なくとも晩ご飯は美味しかったな、という一日でした。
おっと、今日という日はまだ終わっていない。これからピアノにむかいます。。。

金曜日, 12月 01, 2006

身体は正直。

突然ですが、今週は帯状疱疹で始まりました。というか、すでに1週間ほど前からわずらっていたようなのですが、帯状疱疹はストレスがきっかけで発症するやっかいな病気だと思っていたもので、まさか元気な自分がなっているとは思いもよらず・・・神経痛のような痛みに「すごい毒虫にさされたんだ!」と思い込んで皮膚科に行ったら・・・症状を見るなり上記の診断が。やはり免疫力が落ちていたんですね~。何日もほうっておいたにもかかわらず、幸い軽くてすんだので、生活にまったく支障はなくほっとしています。

今日は、東京音楽大学で行われた国際モーツァルトシンポジウムに行ってきました。朝10時からお昼をはさんで6時までの長丁場。第1部は「モーツァルト療法の虚と実」というテーマ、ミュージックセラピストの坊啓子先生とともに、階段教室で拝聴しました。正直に申しますと、期待していたものとは少々違いました。興味深いお話もありましたが、演奏家の立場からみた全体の印象としては、もう少し「モーツァルトの音楽」そのものにスポットを当てていただきたかったなと感じました。せっかく海老沢先生が興味深いテーマを提示されたのに、あとの流れは、モーツァルトの話はどこに?といった感じでしたので。第2部も、シンポジウムというよりは学会の発表のよう・・・(ん?シンポジウムってそういうものなんでしたっけ?先日のボルヘスのシンポジウムは結構面白かったけどなぁ)音楽そのものの本質にせまる討論が聞けるものと思っていたほうが見当違いだったのかもしれませんが。失礼ながら4時で退室。坊先生とは久しぶりにゆっくりいろいろなお話ができて楽しかったです。

今日からもう12月。街のイルミネーションが華やかになってきました。きれいでロマンティックだけど、私個人的には、ネオンや看板や吊り広告のないところで目を休めたいなぁ。そうだ、久しぶりにお寺で座禅かな。