土曜日, 10月 27, 2007

傘女東京をゆく

今日は台風、も関係なく朝から予定ぎっしり。 こういう日は、道中に人が少なくて移動も楽。傘は曲がったけど。濡れなくて済むから愛用してた男性用傘が~ (;_;)

夕方、30分時間が空いたので、荻窪南口にほど近い穴場カフェへ。一見、奥にカフェエスペースがあるとは思えないほど間口の狭いこのお店、気に入っていて時々立ち寄ります。店内には私だけ、今日はこの席で
6時から、かん芸館での「グローブ文芸朗読会」をきかせていただく。先日の赤坂でのショパンライブにいらしてくださった俳優・蔀英治さんと、同じく俳優で朗読家としての活動も多い円道一弥さんはチャールズ・ディケンズの「ドクター・マリーゴールド」を、シェイクスピア劇全作出演という経歴を持つ佐藤昇さんは「傘男」(藤本義一作)を、そして転形劇場を経て劇団U・フィールドで活躍の北村青子さんが、堤玲子作の「わが闘争」より第一章の抜粋を朗読されました。それぞれに個性味のある朗読で、世界にひきこまれて楽しませていただきました。<音楽と物語>をテーマにしているグラシアサロンコンサートシリーズⅡの、第2回公演のアイディアを固めていくのにも勉強になりました。打ち上げ飲み会には残らずに失礼したので、皆さまとゆっくりお話ができなくて残念。

帰宅して、夜中までピアノに向かい・・・しかしやはり影響を受けやすい私のこと、やおら本棚の奥から高校生時代にボロボロになるまで読み込んだ演劇の台本を引っ張り出してきて、登場人物全ての台詞を声音を変えて読んでいく「ひとり本読み」を始めてしまった。大声出しても防音室だから平気。あぁ10代のころ、よくこんなことをよっぴいてやっていたよ。で、今やってみても、変わらず楽しいのであった!

さて、次回のグラシアサロンコンサートは何を取り上げようかな。どこかの回でボルヘスとロルカはやりたいのですが(そうなるとピアソラとファリャは必須ですね)、冬でも合うだろうか?・・・企画たててる段階が一番大変だけど、楽しい過程です。

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