木曜日, 11月 29, 2007

活力をいただいた1日

今日(昨日)はカホンを持って芸大へ出講。専用のキャリーバッグを持っていないので、半透明の大きな袋でくるんで、ヒモを通して取っ手をつけた状態でした。千代田線に乗り込もうとしたとき、後ろから1人のおばさまが「それ、なにが入っているの?」と話しかけてきました。「あ、これ楽器です。打楽器なんですよ」と答えると、「あらそうなの~!私はてっきり、動物が入っているのかと思ったわ」確かに、丸く穴の開いている部分から小動物が顔を出しそうかも。

授業を終え、カホンは大学に置いて銀座へ。今日から松坂屋7階で、このブログにも何度も登場している友人のスペイン人陶芸家・アンドレスの陶展をやっているのです。イタリア人と結婚したお友達へのお祝い用に素敵な小皿の5枚セットを買わせていただいてから、久しぶりの再会だったのでパートナー由美子さんと3人で地階に降りて、お茶しつつおしゃべり。アンドレスは今年も続けざまにいろいろな陶芸の賞を受賞して、素晴らしい活躍ぶり。母国スペイン、そしてドイツのギャラリーでも個展の話があるそうですが、焼きものに関してはやはり日本が一番活動しやすい場所のよう。お互いがんばっていこうね!と再確認してお別れしました。ジャンルは違えど、応援しあえる間柄って力をもらえます。個展は12月4日までやっているので、銀ブラがてら是非訪ねてみてください!

次は新宿へ移動、来日中のパラグアイのギタリスト、ルス・マリーア・ボバディージャさんのコンサート(ゲストはアルパ奏者のルシア塩満さん)。聴き応えある素晴らしい音楽会でした。100名ほどの会場に、濱田滋郎さん、上原由紀音さんといったスペイン・ラテンアメリカ音楽のスペシャリスト大先輩の方々、多くのアルパ奏者や取材に来ていたパラグアイの大新聞の記者さん、パラグアイ大使館の方々など華やかな顔ぶれでした。これらの皆さんとお話ができたのも楽しかった。
コンサート後は、ルスさん、ルシアさんを囲んで打ち上げ、スペイン語が飛び交う宴。普段はビールをジョッキ1杯飲み干すのも大変な私ですが、今日はジョッキ2杯を完飲。自分の本番後でもないのに何故?・・・最後は5本締めでお開き。
1時前に帰宅し、また仕事仕事。夜食を作りたい誘惑にかられつつ。

水曜日, 11月 28, 2007

徹夜のあと・ふたたび

昨夜10時半からノンストップで続けた事務作業がひと段落。夏ならもう完全に明るいはずのこの時間・・・まだ真っ暗なのね。事務的な作業というのは頭脳労働ではないから、特にエネルギーの消耗はないのだけれど、やはり腕から背中が疲れてます。これがピアノなら、何時間弾いても疲れないのになぁ。

机を離れたら、ものすごい状態になっていたので思わず笑ってしまいました。こ、こんなところを見せていいのだろうか?!と思いつつ、つい撮ってしまった。しかし何がどこにあるのかわかっているのが不思議。これが整理整頓されてしまったら、わけわからなくなるの。いやそれにしても、多少は整理すべきでしょう・・・ 作業が終わったら。今日のところはこれにてご免。

月曜日, 11月 26, 2007

図書館ふたつ

午後一、国会図書館とどちらにするか迷ったあげく都立中央図書館へ。しかし!目的の本はここではなくて、多摩図書館に所蔵されているのであった!そして多摩図書館は今日から2週間休館・・・ せっかくOPACで調べてから行ったのに、細かいところまでは確認してなかったというわけです。また詰めが甘いことやってしまいました。
せっかくなので、落ち葉が敷かれた有栖川記念公園を散歩。そして道すがら人間観察。広尾はあまり縁のないところで、数回しか行ったことなかったけど、やはり外国の方が多いんですね~。看板も英語が多いし、Tokyo Maid Serviceなんて広告も・・・そうか大使館勤めの方々はメイドさんを雇うものね。すれ違うママたち(みな私より歳若い)はあくせく苦労などしたことなどないような迷いのないお顔だちで、絵に描いたような(お帽子に蝶ネク)おぼっちゃまおじょうちゃまをお連れになっていました。
メトロをちょこっと乗り継ぎ、今度は国会図書館。すべてが合理化されていてスムーズに借り出し、複写を済ませ1時間で退館。国会議事堂、議員会館が並ぶあの一帯は、銀杏並木がなかったらなんとも殺伐とした非人間的な風景になるだろうなぁ。時空が薄い感じがして、恐ろしくさえありました。

土曜日, 11月 24, 2007

子供の可能性ってすごい

今日(もう昨日)は、ピアノのレッスンに来ているMちゃんが出るヴァイオリンの発表会。ルネこだいらまで自転車で行ってみました。30分で行けることが判明。多摩湖自転車道、とても気持ちよかった!

年少さんから小学校低学年までの男の子女の子が、ヴァイオリンを手に立派に暗譜で演奏する姿に感動し、私は不覚にも涙してしまいました(最近、涙腺が緩みすぎなのだ)。このころの子供たちはまだ邪気がなく、大きな可能性を秘めた不思議な力が感じられます。残念なことに、その後そのパワーが弱まっていってしまうことが多いのだけれど・・・バランスのとれた成長のためには、それも通らなければならない道なのかもしれません。
時には泣きながらでも一生懸命練習しただろうあの子供たちにかつての自分をみていること、そして、私はまだ母になったことないけれど、子を見守る親の気持ちになったこと、そして、弟子を見つめる先生という立場にもあること。この三つが私の琴線を刺激したのだと思います。子供に教えられることが多いというけれど、本当にそうだなと思いました。
舞台に立つ小学2年生のMちゃんは、身体は小さいですが堂々たるもの。合奏では、みんなを率いるコンマスとしてもがんばっていました。ピアノもずっと好きなまま、続けてほしいな。

木曜日, 11月 22, 2007

わが青春のヘッセが・・・

本棚からヘッセの詩集を出そうとしたら・・・押しても引いても手前側の可動式棚が動きません!ドイツ文学の文庫本が取り出せない状態で、あせっております。この棚たまに動かしてなければいけなかったのだなぁ。仕方がないからもう1冊買っておこう。
ジャン=パウルの本も近隣の図書館にはなくて国会図書館に行かなければならないのに、昨日も明日も休館日。国会図書館なんて、20年近く前に明恵上人の資料集めに行って以来で、どうだったかほとんど覚えていないのですが。困ったことに、近隣の図書館はまったく使えないんです。買えるかなと思ってネットで調べたら、1万円前後で卒倒しましたし(>_<)
本も足らない楽譜も足らない。100万円あったら何に使う?って時々聞かれるけど、超現実的な答えをいえば、全部使って本と楽譜と音源!他の物なんか後回しでござる。

水曜日, 11月 21, 2007

愛する食べものたち

美味しくて人に贈りたくなるもの(食べ物編)ベスト3!「モーニング」のヨーグルト、「ガトーフェスタ・ハラダ」のラスク、そして「星野物産」の上州手振りうどんです。

福島県は郡山にあるヨーグルト専門店「モーニング」では、プレーンのほか季節折々の果物をふんだんに使ったヨーグルトがとっっっても美味!別世界が広がります。これは郡山に住んでいらっしゃる、“私のファン第1号”としてずっと応援してくださっている方が時々贈ってくださるのですが・・・今日の夕方「ピンポーン」とやってきました、秋のヨーグルトが!キッチンに走りこみ箱を開けると、現れたのはラ・フランス、ナタ・デ・ココ&甘夏、アロエ&キウィ、そしてプレーン。迷いに迷った挙句、「ナタ・デ・ココと甘夏」をオープン!最初はちゃんとお皿に移していただいていたのですが、そのうちバケツアイスを抱えて食べるアメリカ人のようなことに。やめられない止まらない、あぁいろんな人に分けてあげたい!すべて注文を受けてから製造され、フルーツ入りの季節のヨーグルトは製造日から4日で消費しなければならない、というはかなく短命なもので、巷にはびこる食品偽装とは無縁の世界なのだ!(そもそも本当の料理人なら、偽装なんていう食材とお客様双方に対しての裏切り行為などできないはずですよね。)緊急招集をかけてヨーグルトパーティーでも開きましょか。

ガトーフェスタ・ハラダのラスク「グーテ・デ・ロワ」(王様のおやつ=お茶会の意味)もクセになります。ラスクといったってただ余りパンをお菓子にしたってもんじゃあないのだ。フランスパンは小麦粉、イースト、水、塩といった原料全てが厳選されたもの、仕上げに使われるバターやグラニュー糖も最高級なのであーる。片面にホワイトチョコをコーティングしたのもあるんですが、これはまだ試していないんです。あぁ食べてみたい。私は直接頼むことが多いですが、最近、新宿京王百貨店や松屋銀座本店にも直営店ができてます。

さて星野物産さんのうどん、これはお贈りした皆さまから「あのうどんが忘れられない!!」と必ずリピートリクエストをいただくんです。うどん処として有名な土地は日本各地にあると思いますが、上州もそのひとつ、そしてここは私の地元(正確には隣り町)にある会社です。上州の地粉100%、もみ切り打ち製法で作られた手振りうどんは今年の「モンド・セレクション」(ベルギー・ブリュッセルが本部)最高金賞を受賞。煮込みが美味しいこの季節、けんちんうどんや「おっきりこみ」(上州の代表的な郷土料理)も興味津々。もちろんおそばも美味しくて(こちらは信州そば)、ある方に前の年にお贈りしたのがおそばだったのを忘れておうどんにしてしまったら、「おそばを待っていたの~」とのお言葉をいただいたことも。今年もおそば、待っててくださいね!

なんだかお店の宣伝みたいになっちゃった?

火曜日, 11月 20, 2007

帽子にマフラー、手袋で

さむーい!小春日和のあとは一気に冬の冷気がやってきましたね。
毎年早くも11月半ばから見られるようになるクリスマスのイルミネーションや飾りつけ、私はそれをみると「まだ紅葉もしてないって~!」と腹立たしさとともに大きなため息つくタチなんですが(宗教的理由ではございませんよ!イエス・キリストのお誕生日を敬虔な気持ちで祝うのは素晴らしいことと思ってます)、こう息が白くなるほど冷えてくると、まぁいっかと赦せてくるのがゲンキン。あれ、前にもこんな話書いたかなぁ?でもねやっぱり、飽きてきちゃうから、12月に入ってからでも十分だと思うな。
高校・大学時代から、「イヴの夜」を目的地にボルテージあがるカップルが増えていく街の雰囲気なぞ、まったくの「人ごと」でした。まず、なぜイヴの夜に照準を定めなきゃならないのか?がわからなかったし。好きな人との記念日なら、もっとオリジナルなもののほうが素敵じゃない?

月曜日, 11月 19, 2007

プチ・トリビアその2

最近テレビのCMでやたらとクラシック音楽が使われているのはなぜか? ・・・これはあながち「のだめ」ブームによるものだけではないらしい。ミュージシャン中松義成さんによれば、「著作権がいらないから」なのだー。たとえば伝説のロックバンド・クィーンの曲を使おうとすれば、軽くウン千万というお金がかかってくる。こともある。しかし経済的にまだなかなか厳しい今の日本、企業はなるべく宣伝費を減らしたい。で、著作権がかからない(厳密には音源使用に対する費用はかかってくることがありますが)クラシック音楽をそのまま、またはアレンジして使うのが最近の流れなんだ、ということなのです。さすが、特許関係のお仕事にも携わる中松君。

それにしても、クラシックにも「いいとこどり」「さわり知り」の形が入ってきてしまいましたね。もちろん入り口としては悪いことではないですが、文学にしろ映画にしろ、一番有名な文章とかシーンとかだけをかじって、その作品全体を知ったかのような錯覚に陥るのは愚の骨頂でありますでしょ?作者も泣く。

この日ナカマツ君からは、先日ゲストに呼んでいただいたネットラジオ番組の件でお電話いただいたのですけど、丑三つ時まで話してしまったですよ。メールで済ますことばかりのこの時代、「電話で長く話す」っていうことがとってもアナログに思えて新鮮でした。

日曜日, 11月 18, 2007

プチ・トリビア

同じマンションの住民でいらっしゃるT氏、九州男児で元・海の男。やんちゃでならした九州時代や、世界中を周った航海にまつわる話がとっても面白く(シャレも)、いざというとき頼りになる方なんですが、今日もこんな話を聞きました。
「関空の滑走路の下には、車体が埋まっている・・・」
                         梶井基次郎さんごめんなさい。 
消火水ラインの腐食の原因が、掘ったら管と接した状態で出てきたコーヒー缶かもしれない(異種金属間電位差により電流が発生するため)、建設時に作業していた人が放り込んでそのまま土をかぶせてしまったんだろう、という話から、「建設現場っていうのはほんとびっくりしますよー!関西空港の建設時、現場に何回も仕事で行ったけど、もう用のないトラックとか平気で埋めよるんよ!あそこには、車が何台も埋まってますよ」

ちなみにT家では、私は「走りの下山」という称号をいただいてるそうな(パシリじゃないですよ)。光栄です(?)。

土曜日, 11月 17, 2007

画面を通して旧友に会う

今日は久しぶりに早く寝よう、と思ったけれど、教育テレビでヴィオラ奏者の清水直子ちゃんが演奏しているのでそのまま拝聴。
学生時代、直子ちゃんの実技試験伴奏したことあるんだけど、あのころはまだ、彼女がこんな世界的ヴィオラ奏者になるとは想像していなかったなぁ。卒業後かなり経ってからミュンヘンのコンクールで優勝してそこから脚光を浴び始めた、いってみれば遅咲きの華。そこがいいのです。学生時代はあまり目立たなかったけれど、その後わが道を生きいまや世界を舞台に輝く彼女を、私はひそかに誇りに思っている。音楽に没頭する彼女の姿、観客に応える笑顔をみて、本当に嬉しい気持ちになりました。ベルリンフィルの首席ヴィオラ奏者も務める直子ちゃん、これからも大いに活躍して!

木曜日, 11月 15, 2007

スペイン料理また1軒

先日、渋谷のスペイン料理「サン・イシドロ」へ初見参。某マネージメントの優秀なスタッフさんたちと打ち合わせと称してほとんどお食事会のノリ。でもそういうところからヒントが生まれるんですよね。軽くて、でもなかなか美味しい赤ワインもすすんでベテランH氏(歳は私とほとんどかわらないらしい)はズバズバと、的確なのであろう助言をくださり、「どう思うぅ~」というつもりで隣を見れば、Iさんはぽわ~んといい感じで微笑。別れ際、「よく考えてみてください」といわれ、私もそろそろ計画性を持つべきか・・・と真面目に考えました。天邪鬼だけど素直な私。つい、何から何までひとりでやっていると思ってしまうのだけど、で実際、自分でやらなければならないのだけど、こうやって親身に考えてくださる方が少しでもいるだけで感動する。何から何までひとりでやるのも、考え直したほうがいいのかも。
H氏「人は、思ってるほど遠くへ行けないもの」
でも行きたいのよ~どこまでも。いけない?

それにしても、お料理思ったより美味しかったです。かなり日本人向けにしてるけど、それがいい意味で繊細、でいてちゃんとスペイン料理の味。いただいたのは、シンプルなサラダ(スペインの家庭で食べるような)、いわしの酢漬け、クロケッタ(この日の中身は真鯛)、オリーブ、砂肝のシェリービネガー煮、などの定番に地鶏の炒め焼き、魚介のパエリャ。「味が濃い」などのネットの書き込みを見てしまって少々不安を覚えていたのだけれど、あんなのほんとアテにならないです~。結局それぞれの主観や好みでしかものを言えないし(誰もが”来栖けい”になれる訳でなし)、もっと悪質な魂胆で書き込む輩もいますからねぇ。くわばら、くわばら。
昨今「やらせ」と「偽装」ばかりで、「振込め詐欺」からこっち善良な日本の民もかなり「疑うこと」を覚えたのでは。ヒラリーもやらせ質問依頼が発覚、でもまったく驚かないでしょ、「自分の陣営はそんなことしない」と言ってるほかの候補者だって真実味なし。

水曜日, 11月 14, 2007

奥多摩で秋

昨日は奥多摩へ。いいお天気でちょっと歩くと汗ばむほど。
お目当ての鳩ノ巣渓谷は、台風の影響で遊歩道が通行止めになっていて断念、かわりに数馬を通り奥多摩駅まで歩きました。
御岳渓谷を歩いたあと玉堂美術館に寄りました。川合玉堂は前から好きでずっと行きたいと思っていたのですが、あまりの規模の小ささにびっくり。。。




月曜日, 11月 12, 2007

徹夜のあと


昨日の太極拳では、最近の練習不足を痛感しました。舞台の上での表演を客席から見られているということでどこか気が散ってしまったこともあるのか、普段はなんともないところで足がぐらついてしまいました。気の充実が目的なのに気が散ってしまってはダメダメです。

今日はさわやかな秋晴れの空を恨めしく思いながら、またまたひたすら書類作成。数週間前からエラーが出て使えない状態になってしまっていたブラザーの複合プリンタ、どうせ買い換えることになるのだろうなと思いながら先日お客様コールセンターに電話してみたら・・・なんとも丁寧な応対、そのうえ、購入後2年は経っているのに無償で修理してくれ、修理中は同じ機種をこれまた無償で貸し出してくれる(未使用のインク付)という素晴らしいサービスを受けました!翌日の午前中に貸し出し機が届き、その箱に今度は自分のを入れて、着払いで修理センターに出荷。プリンタがないと何も進まなくてとっても不便だったので、ありがたいことです(もっと早く電話すればよかった)。この良心的アフターケアと迅速なスピード、感動しましたね。こういうところさすが日本企業。

パソコン仕事は今日のうちにキリをつけて、明日はぶらり、秋満喫の旅に出るのだ!と心に誓ったのでした。

日曜日, 11月 11, 2007

雨の夜、静かにお仕事(BGMなし)

ここのところ〆切ぎりぎりでの書類作成が続き、今日も徹夜になりそうな予感。で、先ほどしっかりと夜食をとってしまいました。だって~こんなときの気分転換には料理が一番でしょう。それにしても、12時前に眠りにつかず(12時前就寝なんてことは1年を通じてまずないですが)午前2時半に夜食とは、美容の達人からすると「もってのほか!」なんだろうなぁと思いますが。身体のサイクルのためには、12時前に寝て5時前に起きるほうがいいのかもしれないけど、仕事を残したまま寝るということがどうもできないのですよね・・・。
明日は、朝からお弟子さんにレッスンをしたあと、夕方にある太極拳・太極扇の表演の舞台に駆け込む予定。(ということはいつご飯を食べるのか?・・・)舞台で太極拳は初めてなので、ちょっと緊張です。扇を落とさないように気をつけなくちゃ!

金曜日, 11月 09, 2007

ぴあのピア

NHK-BShi「ぴあのピア」に、月曜から3回出演しています。偶然観た、という方々から「なんで知らせてくれないんだ~!」というお叱りの電話やメールが。スミマセン。「テレビの中の静香さんは、なんだか違う世界にいる感じでした」「テレビでもいつもの静香さんでした」と反応も様々。実は自分が観ていないのでなんともいえないのですけれど、皆さまのお声ありがたく嬉しい限りです。まだこれから間に合うのは今日BS2の再放送、午後6時45分~55分と、日曜日にある1週間まとめて再放送(BShi午前6時~6時50分)です。

木曜日, 11月 08, 2007

長い夜

昨夜は、5年ほど前スペインで日本語を教えていたフェルナンド君とメールのやりとり。15歳も年下に「自分を赦すことを知らなくちゃいけないよ。」と諭された。教えていたときは本当に無口な子で、ほとんど私ばかりが話していたものだけど、ずいぶん大人になってるんだろうなぁ。スペイン、なかでもアラゴンの男の子は表面的じゃない優しさを持ってて、それを素直に伝えてきてくれる。わかった風なことなんか言わないんだ。泣けた。

今日は半蔵門~北千住~浅草~立川~吉祥寺、そして帰宅。練馬と江戸川橋と大塚の用事はこなしきれず残ってしまった。夜中はピアノの前でリルケと谷川俊太郎とボルヘスとシューマンとドビュッシーとピアソラをとっかえひっかえしながら、プログラム構成を考える。私の魂は再びシューマンと近づいている気がする。でも、今度は飲み込まれたりはしないのだ。

月曜日, 11月 05, 2007

Fly me to the moon!

なにやらここのところ、週の半分は浅草だ。やっぱり落ち着くのですよね。幼少時から私にとっての浅草は、東京の玄関(=浅草終着の東武線ロマンスカーで毎週レッスンに上京してきていたため)だったからかもしれません。今日は、先日お世話になった大黒家のおかみさんにご挨拶。本当にありがとうございました!!

さて、次のグラシアサロンコンサートシリーズⅡ<Music&Story>の企画準備も開始、amazonにてボルヘスの本を買いまくりました。ネットに依存したくないと天邪鬼気どっても、こういうときはやっぱり便利です!
演奏会がいくつ終わっても、常に先々のプログラム決めが目の前にぶらさがっている・・・当然の仕事とはいえ、これって楽しくもいちばん大変な作業かも。しか~し。2日くらい(気の弱い日数だ)ルーティンから思いきり外れたい!という願望がメラメラと・・・やっぱり、旅しかないかなぁ。

日曜日, 11月 04, 2007

秋深まって

おばあちゃんの49日法要で桐生へ日帰り。
5時に起きて、しっかり朝ごはんを食べてから出かけました。
実家には一瞬しかいませんでしたが、ぐるっとまわって庭の木々にあいさつ。山茶花はまだこれしか咲いてません。南天には、雪もいいけど青空も似合う。

土曜日, 11月 03, 2007

着物でコンサート

<下町クラシック!>第1回コンサート終了いたしました。非常にお世話になった会場の「大黒家」さん、そしてきっかけを作ってくださった「川松」さん、お店で宣伝をしてくださった「桜なべ 中江」さん、「カツ吉」さん、その他浅草の皆さま、ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました!

今回は着物を着てみました。ご覧のとおり、こちらの会場は書がかかっていたり、全体の雰囲気も大正っぽいので、よし!着物だ!と思いたったわけです。それに私にとっては、実は着物はとっても弾きやすい衣裳。着方にもよるのだけれど、きちっと着せていただけると実に心地よく、演奏していてどこも気にならないのです。(Tさんありがとう!)この<下町クラシック!>シリーズでは着物を定番にしようかなと思っています。髪は自分で、アンシンメトリーなラジオ巻きにしてみました。初めてにしては結構うまくいったかな?

ご多忙のミュージシャン・中松義成さんもご来場、打ち上げ会場にマイクをたてそのまま彼のネットラジオ番組「Cafe de Yoshi」の収録スタート!私をゲストに呼んでくださる、というお話は以前からおききしていたのですが、と、突然こんなところで~?!と嬉しい驚きでした。ネットラジオだから全世界で聞けるのですよね。あぁ演奏会本番を終えたところへもってきてお酒が入って、一体どんな風におしゃべりしているのであろうか。こわごわ楽しみです。

木曜日, 11月 01, 2007

連休前夜にコンサート!

朝から浅草、北千住、そして根津。
根津では5ヶ月ぶりに歯科へ。本当は近くの銭湯「六龍鉱泉」に寄ることももくろんでいたのだけど、時間的に無理、で、朝からバナナ1本しか食べてなかったことに気づいて(このとき4時半)久しぶりに珈琲館に寄る。珈琲とサンドイッチを頼んでしまうと、普通の定食屋さんのランチよりお高くなってしまうけれど・・・歯科での支払いが思ったより(すごく)高かったから、そんなこともーどーでもいいのだっ(ヤケ?)。
ここのサンドイッチは、前にも書いたけど、とにかく具がたっぷり。はみ出させずに食べるのにはワザがいる。パンそのものだって1.8ミリはあろうという厚さなのに(ふかふかだからつぶせば薄くはなるけど)、具部分の厚さはそれ以上なのだ。今日はツナサンドと、本日の珈琲「ハイランドハラー」を。美味し。コンビニのサンドイッチなんか食べられないなぁ。
この20分休憩でエネルギー補給し、最後の目的地・荻窪へ。珈琲で抗し難い眠気に襲われ、丸の内線で寝る寝る。私にとってのカフェインはまるで睡眠薬、珈琲飲むと眠くなるんだ。荻窪のサロンでお弟子さんをレッスン。

さて2日金曜日は浅草でのコンサート!コーヒー/紅茶、ワイン、そしてオレンジピールチョコ&抹茶とグレープフルーツのパウンドケーキ付!会場は天麩羅老舗の大黒家(だいこくや)別館4階です。
プログラムは、ソレールのソナタ2曲、スカルラッティのソナタ、モーツァルトのソナタK.310、ドビュッシー「喜びの島」、後半は<愛>をテーマに語りつつ「愛の挨拶」(エルガー)、「愛の夢」(リスト)、別れのワルツ(ショパン)、「モンタギュー家とキャピュレット家」~ロミオとジュリエットより(プロコフィエフ)、「嘆き~マハと夜鳴うぐいす」(グラナドス)・・・などなど。6時45分開場、7時15分開演とちょっぴり遅めにずらしてあります。ぜひぜひご来場を!直接会場にいらしていただいても大丈夫です。