火曜日, 5月 16, 2006

めまい・のち・温泉

遅れに遅れてGWの日記第2弾。

2日、起きたら、グルグルめまいに襲われてしまいました。目を閉じても自分の周りが大きく回る感覚のする、なんとも気持ちの悪いめまい、私はこれを「ビックリハウス」と名づけています。この症状は、ごくたまに、身体の疲れと精神的なストレスが重なり、それが自分でも気づかないうちにたまったときに起きていたみたいなのですが、ここ5年ほどなりをひそめていたので、ほとんど忘れかけていました。ちなみに最後の大きなめまいは、スペインのビルバオにて。朝からひどいめまいを感じていながら、無理をおして出かけたグッゲンハイム美術館で、ついに歩くことができなくなり、救護室で手当てを受けたうえ車椅子に乗せられ、ぐったりと退館する羽目になったのでした。あのときは苦しかった~。
それはともかく、この日は朝から暗~い雲が空を覆い、雷がバリバリ鳴り出す始末。少し前の予報では晴れとのことだったので、朝から温泉に向かう予定でしたが、天気とめまいがおさまるまでとりあえず家で待機することに。そして、なんとか大丈夫、となったお昼過ぎ、伊香保へ向け出発しました。

伊香保は都心から日帰りも可能で、交通の便も比較的よい温泉地。群馬出身の私としては草津、猿ヶ京などとともに馴染みのある場所です。欲を言えば、とても小さいころに行ったきりの法師や四万あたりに行きたかったのですが、今回はパソコンと電話から逃げて、仕事を強制的に忘れることが第一目的、なるべく近いところでゆっくりしたい!ということで伊香保に決定。電車を乗り継ぎ、2時間40分後に到着です。

雨は上がっていたものの、やはり寒い。前日の真夏日がうそのようです。とにかくお風呂!と、3日前に予約した大正9年創業の老舗旅館・横手館に直行。あまりにも疲れていて、しばらくお部屋でまったりしたあと、お風呂へ。食事のあと、2時間ほど泥のように寝てしまい、その後もう一度お風呂に行って、あらためて就寝。
翌朝、お布団上げのおばさんが声をかけてくださるまで、深く眠ることができました。結局この日は、11時間睡眠となりました。パソコンがないって素晴らしいなぁ。時にはね。

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