金曜日, 11月 17, 2006

吉岡龍見さんの尺八&おおたか静流さんの歌声

14日、吉岡龍見さん(尺八)と富元清英さん(箏)の演奏会を聴きに行きました<紀尾井小ホール>。今年は宮城道雄没後50年だそうで、演奏会は彼の歌曲の代表作品「秋の調」から始まりました。吉岡さんには以前「安吾忌」のイベントでお会いし、すぐそばで演奏に接して感銘を受け、ぜひとも演奏会に伺ってみたいと思っていました。実は邦楽を“演奏会”で聴くのはは初めてで、聴き込んでいるわけではないのですが、吉岡さんの尺八から感じられる精神性の深さにすうっとはまっていくようでした。箏との曲も素晴らしかったです。

さてこの日は、かけ持ち。銀座のパーティースペースで行なわれていたOクラブのパーティーに、2時間遅れて到着。この日はおおたか静流さんがゲスト、オーロラの映像とコラボレイトして歌ってくださるというのでなにがなんでも行こうと思っていたのです。おおたか静流(しずる)さんは、日本で一番CMの歌を歌っていらっしゃるという方。その声はあるときは神秘的に、あるときはエキゾティックに、またあるときはほんわかと響きます。大人の間でも注目されているNHK番組「にほんごであそぼ」にも出演していらっしゃるといえば、ああ、あの方!とわかるでしょ。私が着いてほどなくして、もうミニコンサートは終わっていたおおたかさんが、リクエストに答えてCMで歌われたメロディーをいろいろ、それから1曲「花」を歌ってくださいました。すごい・・・!声の力はマジックですね。またお会いできるといいなぁ。

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