月曜日, 11月 06, 2006

Cuban Cafeにて

3日、築地の「Cuban Cafe」でのTALK&LIVEイベントに伺いました。

第1部は、竹村淳さんと岩本匡司さんによるトーク。竹村さんは、NHKのラジオで20年にわたり中南米音楽の番組のパーソナリティをつとめた、中南米はもとより音楽全般に造詣の深いスペシャリスト。岩本さんは中南米音楽の大ファン、1996年から97年におきたペルーの日本大使公邸人質事件では、人質の1人として120日以上を過ごしたという経験を持つ方です。この日のトークでは、ライヴのテーマであるパラグアイのお話のほか、当事者としてのこの事件の経緯なども語ってくださいました。

第2部は、パラグアイのアルパを操りながら素晴らしい声で歌われるホセ ルイス・バルボーサさんと、ギターのエルネスト河本さんによるライヴ。(河本さんも歌がお上手で、しかもケーナ演奏も素晴らしいのです!)中南米のフォルクローレはまだまだ勉強中の私にとっては初めて聴く曲ばかりで興味深々、優雅なイメージのあるクラシックのハープとはまた違った力強いアルパの魅力と、素敵な歌声、そして河本さんの絶妙な伴奏に惚れ惚れしながら、時間はあっという間に過ぎていきました。

終演後はしばし会場に残り、キューバのお料理をいただきながらおしゃべり。70年代あたりのミュージシャン裏話をいろいろ聞いてしまいました(^o^) 。4年ぶりくらいでモヒート(ハバナ発祥のラムベースのカクテル。ミントの葉がたくさん入る)も飲み、いい気分に。
ホセルイス・バルボーサさんと写真を撮っていただいたのですが、携帯を使いこなせていない私はフラッシュの操作がわからず、暗~いなかにホセルイスさんの白いシャツだけが浮かび上がる写真になってしまいました~(泣)。それにしても、多くの日本の方にとっては、中南米ってスペインより断然近い存在なのですね。スペイン語が話せれば言葉の不安もないし、なんだか中南米を旅したくなってしまいました!

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