木曜日, 6月 28, 2007

君のかばんには石でも入ってるの?(よく言われるセリフ)

今日は肩にバッグがずっしり重かった・・・朝から北千住、根津、阿佐ヶ谷、武蔵関と1日かかって11時半帰宅。阿佐ヶ谷では青柳いづみこ先生とお茶。11冊目の著作となるエッセイ集「ピアニストは指先で考える」を拝受。少し遅れてしまった私が到着したときもテーブルで原稿校正をしていらっしゃいました。文筆と演奏と教授と家庭を両立(っていわないですよね、2つだけじゃないから・・・)させ、いつも超忙しなはずなのに、そんな切羽詰った雰囲気は微塵もお見せにならず、今日も悪戯好きの妖精みたいな感じでお喋りに付き合ってくださいました。

武蔵関で笑ったのは、踏み切り前に大きく立てかけてある「自転車も降りて渡れ」という看板。こんな高飛車な看板はなかなか見ないので、インパクトありました。普通「降りて渡りましょう」くらいのトーンで促すでしょう・・・それがこう強く命令されると、意外に「す・て・き・・・」とヨロメき言う事きいちゃったりして。

家に帰ってメールをチェックすると、カザフスタンのB氏から久しぶりの連絡。カザフスタン相撲協会の会長である彼は、朝青龍をお国に招く準備で大忙しだとか。秋にまた日本に行くから、今回こそ絶対に会いたいとのこと。「前回会ってから長い時間が経ちすぎてると思わないかい?なんといっても君は日本で一番の友達だから!」
確かに、前回浅草界隈をひたすら散歩したのは何年前だったか。8年くらいは経っていると思うのだけれど、その後は年に何度か電話で話すのみ(私の英語はスペイン語に侵されてどんどん怪しくなっていった)。その間にも、日本には年に数回来ていて多くの日本人と関わっているはずなのに、それでも私を一番の友人と思ってくれているとは。初めてアエロフロートの機内で隣り合わせてから10何年、不思議なご縁だなぁと思います。

吉原大門のすぐそばの桜肉「中江」4代目ご主人とも、最近はメル友状態で楽しいやり取りをしています。「中江」といえば、作曲家でエッセイストとしても活躍なさった團伊玖磨さんも、足しげく通った馬肉料理の名店。私のような弱輩は「足しげく通う」とまではいかないけれど、食せば夏バテによし、冬は身体がポカポカに、と1年中いいことづくし。何よりも「美味しい!」これにつきますね。今度はいつうかがえるかな。

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