月曜日, 1月 08, 2007

永遠に青春の人

建築家・沢(くるみざわ)成明さんから、年頭恒例、活動報告を兼ねた長いお便りが届きました。私が6歳くらいのとき実家をデザインしていただいて以来、と数えれば、とても長いおつきあいの歴史となるのですが、実際にお会いするようになったのは、四半世紀のブランクを経た最近のこと。じたばたせずとも、つながる縁はいつか必ずつながるのだな、と感じています。

多才でバイタリティ溢れる氏、建築は自分の心、生活の規範とおっしゃり、年齢を重ねてなお若く、精力的に動いていらっしゃいます。お便りに書かれた数々の昨年の旅話の断片、その行間から、氏にとっての「建築」はきっと世界のすべての現象につながっているのだ、と感じとりました。日本にいついらっしゃるのかと思うほど、世界を飛び回っていらっしゃるのだけれど、そのお仕事の中で、自然や環境、そしてそこに生きる人々とがっちり向き合い、考え、そして行動をおこしている。その身軽さと奥深さの絶妙なバランスは、私の理想とするところです。

「犬小屋から高層の建築まで、すべての空間の相談にのって、2007年も動き回りたい。」と締めくくられた文章で、音楽に携わる者としての私の精神もなんだか自由になったようでした。
今はもうモロッコなのかな?・・・年に何度も行かれているヒマラヤ、いつかご一緒したいです。

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