水曜日, 3月 07, 2007

ピアノ工房

お昼めがけて八王子へ。音楽好きの紳士・セニョール斉藤と素敵なピアニスト仲間の1人・千佳ちゃんと待ち合わせ、最近できたばかりというスペイン料理レストラン「エル・バレンシアーノ」でランチをしてから、ユーロピアノの工房を訪問。力強いベヒシュタインのフルコン、気品あるプレイエルの新品グランドをはじめ、ピアノフォルテ、チェンバロ、スピネットなど様々な楽器を試弾させていただきながら、興味深いお話をうかがいました。ベヒシュタインは、楽器本体に使用する木を選定していくと、結果95%はボツとなり、5%残った本当にいいところだけを使っていくとか、プレイエルの調整はフランス独特のセンスが要り、きちきちっとやリ過ぎてしまうと結果的につまらなくなってしまうなどなど・・・。ずっとおつきあいしてくださったユーロピアノのOさんが事前におっしゃっていたとおり、プレイエルのアップライトが良い!アップライトというイメージをくつがえす響き。調整作業の現場や、ほとんどの工程が手作業のベヒシュタインやプレイエルの楽器工場のスライドまでみせていただいて、みんな満足で工房をあとにしました。(写真は、古いピアノを全修理中の珍しい光景!)その後、荻窪のかん芸館で、打ち合わせはそこそこにお茶をご馳走になり、プレイエルを弾き、吉祥寺に移って「ラ・フォルテ」の地下にあるホールで朗読のリハをしながらボストンを弾き、最後は1Fのレストランにてワイン片手にイタリア料理。白レバーときのこのオーブン焼きが美味しかった!あっと、ほんとの最後は駅前のルノアールでコーヒー。
なかなか充実した一日でありました。

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