木曜日, 3月 29, 2007

せつな

先日の風とここのところの暖かさで、今日は一気に桜が開きました。
この春は、いろんな「せつない」を感じています。「切ない」には、こんなにもバリエーションがあったか。としみじみ感じる私は、少しは大人の女になったのでしょうか。もともとは“大切に思う”という意味もあった、っていうのもわかる。そういえば「大切」という言葉にも「切る」が使われているよね。なぜだろう?・・・17世紀はじめ、ポルトガルのイエズス会宣教師によって作られた日葡辞書では、「大切」は“愛”と、訳されているとか。
「せつない」っていうのは、外国単語(少なくとも欧米語)には訳しづらいことばね。
“刹那”と“切ない”。なんか似てる。今日は絶好のお散歩日和だったのに、ベランダに出るとすぐ見える霞むような桜を眺めただけ。

そしてそのベランダから、夕陽が隠れる瞬間を・・・また撮ってしまった。たまには朝陽を撮りなさいって・・・

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