日曜日, 9月 23, 2007

M.マルソーの死

マルセル・マルソーが亡くなった!唯一無比の偉大な芸術家がまたひとり・・・ 人間誰でも、いつかはこういうときが来るのが定めとはいえ、がっくりきてしまいました。

芸術としてのパントマイムを世界に広めた彼の舞台は、ずいぶん昔に東京で2回、数年前にはスペインでも観ました(このときもう80歳くらいだったはず!)。身振りひとつで魔法のように創りだす世界は、ときに滑稽で、ときに受けとめきれないほど悲しい。・・・たとえばスポットライトのなかに浮かび上がる孤独な姿で終わる作品、強烈に私の脳裏に焼きついています。私の宝物は、お金でも宝石でもなく、こういうこと。誰の目にも見えないけどね。だからこそ大事にする。
ありがとう、マルセル・マルソー!

やっぱり、生の舞台を、生の声を、生の音を観て聴いて感じるべき!どんなに映像や音響の技術が進化しようと、いや、進化したからこそ、ナマの経験を信じるべき。

そして日本国では、わが故郷・群馬からまたひとり首相が誕生。今回はちょっと期待している私。(地元びいきでというわけではないゾ)

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