月曜日, 12月 25, 2006

イヴは素敵な仲間たちと・・

24日、まずは荻窪のホール&ギャラりー主催のクリスマスパーティー。ご近所の方々と、今年このホールやギャラリーにゆかりのあった方を中心とした、 アットホームな会となりました。(なにやら秘密の相談?の写真は、近所にお住まいでグラシア会員でもあるSさんが、いつの間にやら撮影)
一人一品持ち寄ったお料理がたくさんテーブルに並んで、とても豪華!私は、以前この日記でもご紹介した、アロスコンレッチェを作っていきましたが、お米3合と多めに使ったら、お砂糖の分量が控えめになってしまい(何しろ分量なんて適当ですから・・・)、あまり甘くなくてちょっとがっかり。あっさりしていて、日本人のお口には許容範囲だったようでほっとしましたが、スペイン人だったらその場で「砂糖ちょうだい!」って言われそう。赤ワインで酔った勢いでピアノに座り、数曲を演奏。続いて「クリスマスソング!」「ビートルズの“イエスタデイ”!」ととんでくるリクエストにお応えしているうちに、おいとましなければならない時間になりました。あとからいらした方々で会も盛り上がってきた頃で名残惜しかったですが、次の約束へ移動です。

電車を乗り継ぎ、最近我が家の近く(といっても徒歩で50分の所ですが)に越してきたフランス人のカリスマ歌手・パスカルさんのお宅へ。中へ入ると、音楽をかけ陽気に踊りながら料理をするパスカルさんが、にんにくや香草のとってもいい匂いとともに迎えてくれました。奥様の美人3姉妹、そしてお友達2人はもうテーブルで待っていらして、そのままお食事になだれ込み。さすがはクリスマスイヴ、一日ノンストップで食べ続けているなぁ。「今日は横浜で仕事だったから、帰ってきて2時間でこれ全部作ったよ!」「えっ2時間で?すごいね~!」「うん、すごいよほんとに」お料理の腕はもうプロ級、本場フランスの味です。エスカルゴやカエル、魚介のサラダに若鶏(雄)の丸煮・・・目に華やか、舌に繊細なフレンチの饗宴に、もうくらくらしながらいただきました。日本のフランス料理レストランでフルコースをいただいたあとなど、あまりに少なすぎて帰り道にちょっと哀しい思いでラーメンを食べなければいけないほどの私ですが、今日はなんてったって本当のフランス流!逆の心配をしなければならないかも。(フランスでレストランに入って普通にフルコースを頼んだら、ホント食べきれませんよ!)フォワグラのパテをパンにぬって、ちょっとだけレモンを絞ると美味しいよ、とも教えてもらいました。

「料理はねぇ、僕にとっては生きている証だな。自分のつくったものをおなかに入れてくれるというのは、信用してるってことでしょ。そのうえ美味しいって喜んでもらえてちょっとハッピーになってくれたら、それは僕にとってもすごく幸せなこと!」

11時をまわり「そろそろ帰ろうかな?」というと、「なんで!?泊っていけばいいじゃん、近いんだから」「でも・・いろいろやることがあるしさ・・・」「お前もニホンジンだなぁやっぱり!ダメだな~もう!」そう言われて「・・・わかったよ~じゃあ泊りますよぉ」と観念。いい具合に酔っていたパスカルさん、3時ごろまで上機嫌でした。翌朝、眠い身体を無理やり起こして、これまた眠そうな奥様に見送られて帰宅。
本当にご馳走様でした!(場をさらになごませてくれた、ミニダックスフントのタッフィーちゃん。)

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