金曜日, 12月 01, 2006

身体は正直。

突然ですが、今週は帯状疱疹で始まりました。というか、すでに1週間ほど前からわずらっていたようなのですが、帯状疱疹はストレスがきっかけで発症するやっかいな病気だと思っていたもので、まさか元気な自分がなっているとは思いもよらず・・・神経痛のような痛みに「すごい毒虫にさされたんだ!」と思い込んで皮膚科に行ったら・・・症状を見るなり上記の診断が。やはり免疫力が落ちていたんですね~。何日もほうっておいたにもかかわらず、幸い軽くてすんだので、生活にまったく支障はなくほっとしています。

今日は、東京音楽大学で行われた国際モーツァルトシンポジウムに行ってきました。朝10時からお昼をはさんで6時までの長丁場。第1部は「モーツァルト療法の虚と実」というテーマ、ミュージックセラピストの坊啓子先生とともに、階段教室で拝聴しました。正直に申しますと、期待していたものとは少々違いました。興味深いお話もありましたが、演奏家の立場からみた全体の印象としては、もう少し「モーツァルトの音楽」そのものにスポットを当てていただきたかったなと感じました。せっかく海老沢先生が興味深いテーマを提示されたのに、あとの流れは、モーツァルトの話はどこに?といった感じでしたので。第2部も、シンポジウムというよりは学会の発表のよう・・・(ん?シンポジウムってそういうものなんでしたっけ?先日のボルヘスのシンポジウムは結構面白かったけどなぁ)音楽そのものの本質にせまる討論が聞けるものと思っていたほうが見当違いだったのかもしれませんが。失礼ながら4時で退室。坊先生とは久しぶりにゆっくりいろいろなお話ができて楽しかったです。

今日からもう12月。街のイルミネーションが華やかになってきました。きれいでロマンティックだけど、私個人的には、ネオンや看板や吊り広告のないところで目を休めたいなぁ。そうだ、久しぶりにお寺で座禅かな。

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