火曜日, 4月 17, 2007

道法自然

徹夜明け、特に疲れも眠気もなく、とりあえず大分仕事が片付いたことでスッキリして、お昼ご飯もたくさんいただきました。

濃いめの緑茶をいれ、思い立って和室の隅に置いたまま忘れかけていた書を引っ張り出し、しばし眺めていました。小学2年のときのクラス担任だった、青木先生の手になる書です。先生は多分、初めて私の本来の性格を引き出してくれた恩人。節目節目にはいつも、私のために書をしたためて贈ってくださいました。小学校卒業の時には「少年易老学難成」の書を。そしてこの「道法自然」は、何年か前の演奏会のときにいただいたと思います。ほんとうの道はただひとつ。言葉で語らなくても、先生は遠くから一貫して、私にそれを教えてくれていたのかもしれません。そんな教え子になれたことは、とても幸せなことだと思います。この書と対しながら、人間はどこまでも、夢を持って道を進んでいけるんだって思えました。
それが人間なのだと。

0 件のコメント: