日曜日, 5月 20, 2007

銀座ギャラリーでは・・・

今日は銀座で個展のハシゴをする予定でしたが、立川での予定が遅れたので先に延ばすことにしました。

今日からギャラリー開(KAI)で開かれているのは、Monande CERAMIC アンドレス モンテネグロ カバーナス 陶展。マドリード時代からのお友達・アンドレスの個展です!知り合ったのは、まだ彼がマドリード公立陶芸学校に通っていた頃。明るい髪がくるくるっとして王子様のような雰囲気で、パートナーのゆみこさんと住んでいたお部屋にお邪魔した私がおなかをすかせていると、お得意のカラバシン(ズッキーニ)のポタージュなんかをつくってくれたものでした。その後、5年ほど前に来日、益子に居を構え弟子入りして修業、4年前に独立しました。築窯した茂木に遊びに行って、ろくろを回させてもらったのは3年ほど前だったかな。その彼が、昨年国際ビエンナーレに入選し、今回銀座での個展!感無量です。27日まで(18時まで、最終日は16時で終了)やっていますので、私も必ずうかがいます。
そして銀座桜ショップでは、津田千枝子 型染め展「布の表情」。津田さんは、私の桐朋高校時代の美術の先生。普段は入れない普通科の校舎で、階段教室でスライドを使っての講義や、実技(っていうのか?)の選択授業を履修しました。この階段教室での講義で(スライド映写中は薄暗くなるのでよく早弁もした)、ジョットなどの中世の絵画に興味を持ち、ほどなくしてイタリアはトスカーナ地方に7週間滞在したときには、「これがシエナ派の!」とか1人で興奮しながら美術を観て回ったものでした。それから長い年月が経っていますが、先生は変わらずお美しく素敵です。そしてここ数年は精力的に、染めた布を使った作品の個展を数多くなさっています。いただいたご案内はがきには
「津田さんが好んで使うタッサーシルクやギッチャーなどの素材は、布そのものがすでに暖かく美しい表情を持っています。そこに津田さんが手を加えると布たちは、見違えるように輝きを増します。素材の声に耳を済ませながら、ぎりぎりのポイントでデザインと色を決める、豊富な経験と類い稀なる感性から生まれる技です。」と。
今回は、額、クッション、テーブルセンターなどのインテリア小物を中心に、小袱紗、ストールなど役100点が展示されるそうです。こちらも27日まで(19時まで。最終日は17時まで)。

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